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ザ・スタンド(下)
 
 

ザ・スタンド(下) [単行本]

スティーヴン・キング , 深町 眞理子
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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   日本語版が待望されながら、刊行までにこれほど時間がかかった作品も珍しい。最初の作品がアメリカで発表されたのは1969年のこと。その後、何回かの改定を経て、1978年に米ダブルディ社から刊行されたが、この時点で「あまりにも長くて、新人の小説としては高くなりすぎる」という出版社側の意向で、キング自身の手で大幅に削除されることになる。その12年後の1990年に同社から、削除した部分を追加した「完全版」が発売された。その後、テレビドラマ化され、日本でも放映されたので、テレビかビデオで見た日本のファンもいるかもしれない。

   舞台はアメリカ全土。超悪性のウィルスにより、死者が続出する。このウィルス、死亡率が99%というだけでなく、空気を通して、ごく短時間で感染するのだ。ちょっと風邪ぎみかなと咳き込んだその日のうちに死に至る者も少なくなく、全米でほとんどの人が死に絶えてしまう。しかし、中には感染者や死者と接しているにもかかわらず、生き残る者もいた…。

   完全無削除版というだけあって、そのボリュームは半端ではない。上下巻に分かれてはいるものの、上巻だけでも約800ページもある。それでいながら、ぎっしり詰まった膨大な量の言葉が紡ぎ出すキングの世界に、読む手を休めることができない。日常的な場面からいつの間にか非日常的な世界へ引き込まれていく、そんなキングの手法が本作品でも生きていて、「なぜ?」の答えを知りたいがために次々とページをめくってしまう。ウィルスに感染する状態を「感染」という言葉を使わないで状況描写で表現してしまうところがキングの筆力なのだろう。周囲で「ごほっ」と咳の音がするだけで恐怖が押しよせてくる。どこまで読んだら、答えに気づくか。それはキングが読者に突きつける挑戦かもしれない。一気に上巻を読んでしまうと、下巻に手を出さずにはいられなくなる。(つちだみき) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

出版社/著者からの内容紹介

恐ろしい伝染病から生き延びた一握りの人々は、不思議な夢の導きで一堂に会した。人類の存亡をかけ「悪」と対決する時がついに!

登録情報

  • 単行本: 654ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2000/12/15)
  • ISBN-10: 4163194703
  • ISBN-13: 978-4163194707
  • 発売日: 2000/12/15
  • 商品の寸法: 20.8 x 15.2 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (15件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 396,259位 (本のベストセラーを見る)
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Hapscomb's Texaco sat on Number 93 just north of Arnette, a pissant four-street burg about 110 miles from Houston. 最初のページを読む
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
いやー、待ちましたねー、「スタンド」。 初めて邦訳が出るとかかれていたのが、確か文春文庫版「シャイニング」の訳者あとがきでしたか。(記憶は不確かですが)  とにかく10年以上待たされました。  原書を読んだ方からその面白さをちらりと聞かされて、読みたくて読みたくて仕方なかったものです。

 「このミス2000年版」(宝島社)の「わが社の隠し玉」に「文春はスのつく作家のスのつく大作で20世紀に引導をわたす」と書かれていて有頂天。以来待つことさらに11か月、やっと、やっとこの作品が読めて感動です。  星が4つなのは、上下巻同時発売でない、というそれだけ。(;_;)ちくしょー、早く出せー、と叫びだしたくなる面白さです。

 上巻をできるだけゆっくり読もうと考えていたのですが、5日しかもちませんでした。ああ、あと一月どうしよう。  「IT」以降のキング、特に「トミーノッカーズ」や「ニドルフシングス」にちょっと違和感を覚えた人なら、なおこの作品を読む幸福感を感じられるはずです。

 「骨の袋」や「グリーンマイル」にある円熟の「うまさ」にはかけるかもしれませんが、ここには初期のキングの活きのよさがあります。  万人におすすめ。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
リセット 2002/4/25
形式:単行本
大量の苦痛に満ちた死。そして、現在の社会もまた死んでいく様子が、これでもかと執拗に語られる。その中で、さまざまな思いを抱えて生きていた個人も、人生をリセットされる、はずなのだが、ひきずってきたものを乗り越えるのは容易ではない。表紙にもなっている、ギターを弾く黒人の老婆の描写が美しい。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 風邪のような症状が出てやがて死に至るというウィルスが世界中に蔓延し全人類が死滅寸前になるというストーリーは、小松左京の「復活の日」と同じ設定。僅かに生き残った人々が他に生き残った人間を探し回るという設定も、同じく小松左京の「こちらニッポン」を思い起こす。人類が滅亡していく世界というSF小説的なアプローチでこの物語は始まるが、キングはモダン・ホラー作家としてのスタンスなので、やはり超自然現象をベースにした物語をその後展開させていく。世界の他の国はどのような状況になっているかは一切描かず、アメリカのみに限定して、それも街の一般の人々がこの物語の主役となっていく。一般的なSF小説のように世界に蔓延した致死ウィルスに対する国家首脳部の対策や専門科学者の分析等の描写は一切出てこない。軍部施設の関係者の慌てぶりが最初の方で描かれるだけ。まあ、キングにSF小説的展開など誰も期待はしないけど。

 つまりアメリカの田舎町のおっさん、おばあちゃん、お兄ちゃん、お姉ちゃんなどの一般人が死滅した世界で壮絶な体験をしながらもプロミス・ランドを探していく。大雑把に言えばそういったストーリー展開になる。とにかく生き残った人にとっては、普段普通に暮らしていた日常生活がいきなり中断してしまうのだ。自分以外の親類はバタバタ死んでいく。友人も。今まで往診してくれた医者も死んだのか来なくなる。街へ出ても他人は皆死んでいる。そのうち電気も止まり家の電化製品は使えなくなる。生きている他者を求めて旅にでる。道路にゴロゴロと転がっている人の死骸を跨ぎながら。

 多数の様々な登場人物が出てくるが、ひとりひとりのその人生についても執拗に書き込むキングの筆致がいつにも増して凄く圧倒的だ。

 究極の極限状況の中でも人は生きていかなければならない。人間社会をもう一度形成していく術を探っていく。生きていく意味を自分に問いかける。
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無理に長い
ちょっと長すぎるんじゃないの?というのが第一の感想でした。しかしその分、人物、場面描写が仔細で、いろいろ想像の種には事欠きませんでした。内容的には単純に善悪二元論... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: 閑閑
The Stand (The Complete and Uncut Edition)
Amazon.co.jpの商品説明では... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: tokyosolid
パンデミック後の世界。キングの想像力に驚嘆する超大作。
人工的に作られたインフルエンザウイルスの変異種によるパンデミック。致死率なんと99.9%というとてつもない怪物のお話ですが、実は生き残った人々の生き様を描いた長編... 続きを読む
投稿日: 2009/12/26 投稿者: kirin70
一生に一度
読んでみると良いと思います。 六年程前に読みました。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/17 投稿者: あり
これ怖かった
ペーパーバックでこの本を買ったときにその分厚さにまず驚いた。私はスティーヴンキング作品では、初期の頃のデッドゾーン、ファイアスターター、シャイニング、といった古典... 続きを読む
投稿日: 2006/9/14 投稿者: 読書する子豚
このボリュームを飽きさせず読ませる筆力は圧巻
 The Standは、Kingファンの間で特に人気の高い作品です。ホラー色は強くありません。... 続きを読む
投稿日: 2005/5/5 投稿者: NAGATA
な、長い・・・
キングの初期の作品だそうで、当時の編集者から長過ぎる!と指摘され、発表当時は枝葉部分がカットされたものの、日本でも無削除・完全版が発表されました。... 続きを読む
投稿日: 2004/9/27 投稿者: オーナーオブ・ロンリーハーツクラブバンド
my favorite KING
「これは一度としてわたしの最愛の作品だったことは無いけれども、
それでもわたしの本を喜んでくれる人たちには、... 続きを読む
投稿日: 2002/11/7 投稿者: hamptydamptyjp
星6つです
上下同時刊行でないから星4つ、と上巻の時に書かせてもらいました。読み終えて、星5つじゃ足りない、という感想です。... 続きを読む
投稿日: 2000/12/24
マキャモン『スワンソング』と読み比べてみるも良し
éé§ä... 続きを読む
投稿日: 2000/12/7 投稿者: ドラに悩める中高年
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