ストーンズフリークの方なら、デビュー当時の営業戦術が、ビートルズの優等生的なイメージに対抗して反社会的な不良グループとして売り出したのは、周知の事と思いますが、このDVDでは、他のメンバーはあくまで演技をしていたのに、ブライアンだけはまさにそのイメージ通りの私生活、酒、ドラッグ、女性関係、暴力等、滅茶苦茶な生活をしていた事が、当時の関係者より生々しく語られています。反面、ストーンズ結成当時は音楽的にバンドをリードしていた事も事実で、その後、バンドの音楽的な方向性が、序々にブライアンが考えていた物とかけ離れ、やがて、邪魔者にされ、バンドを去り、自宅プールで亡くなるという、映画でも小説でもなく、今では考えられないような、まさにロックそのものという人生を見ることができます。今なお、60才過ぎても快調にライブを行っているストーンズも、彼がいなければ、存在しなかったでしょう。 さて、見所といえば、TAMIショーでのIt's all over nowは初映像ではないでしょうか?またチャーリーのロングインタビューも一見の価値があります。ストーンズフリークなら、是非持っていたい一枚だと思います。