前作と同じように小説形式で、読みやすさは健在だ。前作では工場閉鎖の危機を救った主人公が、今回は副社長としてグループ会社の経営再建に立ち向かう様子が描かれている。
この本を読めば、「変化を起こし、実行に移すための手法」を自分で体験したかのように理解できるというのがウリ。現在、日本では政治や企業活動を問わず、改革を唱えるだけで現実は何も変わっていない場合が多い。精神論ではない具体的な手法こそ、改革を推進する人々に広く役立つはずだ。
(日経ビジネス 2002/03/11 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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37 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
5つの視点,
By カスタマー
レビュー対象商品: ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス (単行本(ソフトカバー))
1企業の究極の目的はメイクマネーである、といいきった前著ザ・ゴールの主張はキャッシュフロー経営がようやく普及し始めた日本において、新鮮な輝きがあった.本書は、その後の著者の思想の修正が現れており、新たな目的として、顧客価値、従業員価値を高めるべし、の二つが加わることになった.メイクマネーはすなわち株主価値を高めるに過ぎない、という反省だ.2アレックス・ロゴが格闘して生み出すのは、既に日本でもおなじみのソリューション・プロバイディング、あるいはコンサルティング・セールス、の手法と同じである.顧客の問題を解消してあげること.言うは易く行うは難し. 3アレックスは3つの会社の建て直しに成功する.そう、例え会社を売却しても皆ハッピーになる方法はあるのだが企業価値を高めて他オーナーに渡すM&Aの視点は、手の打ちようがなく売却する日本の経営者には教訓となるはず. 4本書は、多くの人は、「思考プロセス」の解説書だという.だが残念ながら本書で論理ツリーが使いこなせるようになる人は皆無だろう.この点は、「思考プロセス」の解説書か、近年本屋を賑わす問題解決法・論理思考法で優れたものが幾つかある. 5本書は小説であるが、前著に比べ小説の面白みは薄れたようだ.前著では、妻のジュリーがなぜ夫のことを理解できないのか不思議で、妙にリアリティーがあったが、本書では思春期の子供とのわずかな葛藤があるのみ.弱々しいアレックスが懐かしい. と、色んな読み方ができる本です.
86 人中、79人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
TOCの理解が深まる,
By 進也 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: It's Not Luck (ペーパーバック)
「The Gola」の続編。前作で、主人公は管理する工場を閉鎖の危機から、見事に立ち直らせて、事業部責任者に昇進した。今回は、事業部長として、管理する複数の会社を、赤字体質から黒字体質へ転換に成功させたが、何と、また大きな難問が振りかかってくる、さて、再び奇跡はおきるのか!?前作では、生産管理での「制約理論」が展開されていたが、今回は、その適用分野をより広げ、理論の有効性を証明している。 今回提示される解決策は、いわゆる「SCM」や「アウトソーシング」であるが、この本にかかると、これらの知識が教科書的なものでなく、自分で体験したかのように理解でき、興奮させられる。 また、企業の売買に関しても、そのプロセスを窺い知ることが出来、興味深かった。 なお、前作では主人公の足を引っ張っていた奥さんが、今回は、結婚式コンサルタントとして成功おさめ、制約理論に精通して、主人公を事ある毎に励ます姿に、前作を知る読者は、苦笑させられるのではないか。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ジョナ先生の真意,
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レビュー対象商品: ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス (単行本(ソフトカバー))
やっつけ仕事という言葉をご存知でしょうか?直感的・主観的に物事を判断し、検証を十分にすることなく問題点を 文字通り「やっつけ」てしまうことです。 私は製造業で働く人間ですがこのやっつけ仕事をこれまでどれほど目にしてきたことか・・・ 例を挙げると、増産目的で作られたあるプラントは予定が少し変更されたために結局実稼動することなくほぼ新品のままの状態です。 では、そういうことがなぜたびたび起こってしまうのでしょうか? 責任者は大学院出のエリートで決して頭は悪くない。 本書はこのような現実的な問題を解決するための「思考プロセス」を教えて くれています。ツリーの説明事態は事例も少なく教本として不適切というご指摘はごもっともかもしれません。 しかし、ゴールドラット博士=ジョナ先生は前作「ザ・ゴール」の中でこう 私はこの本を読んだ後に論理学関係の本を数冊買ってしまいました。
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