この著者のヒューズは映画をどれほど知っているのかわからないが、読む限りなんか怪しいのである。
ルシエン・バラードを「後にペキンパーとともに喝采を浴びることとなる」とか書いているが、バラードはそれ以前からハザウェイ、ベティカー、サミュエル・フラーなどすごい作家たちと仕事をしてきたのだ。決してペキンパーやキューブリックが初めてではない。
ザ・シンプソンズの話がやたらに多い。もう少し引き出しというものがなかったのだろうか。
これからキューブリックを知ろうとしている方には…残念ながら他の雑誌や値段の張る書籍を当たってもらって欲しい。この本は…あきらかに雑駁だ。