"Mothership Connection"と言うとてつもない傑作の後に発売されたアルバムではあるものの、全く見劣りのしない素晴らしいアルバム。
このアルバムのコンセプトはDr.ファンケンシュタイン(ファンケンシュタイン博士)が、自分のクローンを作って、世界をよりファンクで埋め尽くしてしまおうというもの。ジャケット写真でもDr.ファンケンシュタインがクローンを作り出している様子が描き出されている。
"Mothership Connection"の時にもサウンドの核となっていた、JB'sのメンバー達によるキレの良いホーンと、Bootsyのベースが小気味良くリズムを刻み、Burnie Worrellのシンセサイザーのエレクトリックなサウンドが全体のカラーを上手く創り上げている。また、前作と同じ様にメンバー達による厚みのあるコーラスと、声と声の掛け合いが展開。
全曲が強力なファンクサウンドであると共に、ポップ性にも優れた優れた楽曲ばかり。
前作と同じくどの曲もそれぞれの良さがあり、聴き所があり、という感じではあるけれど、僕個人ではA面の5曲の構成が大好き。"Gamin' On Ya"の中国を思わせるような間の抜けたイントロもカッコよいし、Dr.Funkensteinの気だるいジャムの上に展開される、混沌としたメンバー達の掛け合いも面白い。"Children Of Production"や"Gettin' To Know You"は文句無しにカッコよい楽曲!
B面の1番最初の曲、"Do That Stuff"がシングルヒットを飛ばした有名な曲で、軽快なリズムとシンセが気持ち良い浮遊感漂う、南国調の気持ちの良い楽曲だ。
決して、前作に劣らない名盤アルバムだと思う。