アメリカ本国ではビデオスルーとなったこの作品、そんなに悪い出来じゃない。
タイトルだけ観ると「インディ」系統の作品かと思うが、NYCを舞台にしたスタイリッシュな
犯罪劇だった。
NYCの地下を大冒険、といえば「ナショトレ」を思い出すが、本作の舞台はブライトンビーチだ。
ロマノフ王朝はちょっと絡むが、ここで言う「ロマノフ」とはマンハッタンにある店舗兼アトリエなのであった(笑)。
M・フリーマン、A・バンデラスにR・ミッチェルと、ハリウッドでも一級スターを取り揃えているのに
ビデオスルーっていうのもびっくりだが、最近ではR・ギアの「HACHI」もそうだった。
俳優のネームバリューだけでは劇場に足を運ばなくなっているのかもしれないね。
ローケーションもカナダではなく、きちんとマンハッタンとブライトンビーチ周辺で撮られており、
これは流石ミミ・レダーという感じだ。
ブライトンビーチはロシア人街として知られており、看板もロシア語だらけ。
寒がりな国民なので、自然と移民たちが海寄りに居住したのがルーツだというのも面白い。
同じロシア(当時はソ連)舞台の「レッドブル」で、最初は風呂のシーンから始まったが、今回も風呂だ(笑)。
これまたミミ・レダーのお遊びかもしれない。
宝探しではなく、あくまで犯罪映画なので、「インディ」「ナショトレ」を想定すると間違えます。
二転三転するストーリーも面白いし、何よりもDVDなのに画質&音質が良いことが評価大である。
特典映像はキャストのインタビューが収録されている。
暇つぶしには最高の104分。観て後悔はしません。星は3つです。