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ザップ・ガン (創元SF文庫)
 
 

ザップ・ガン (創元SF文庫) [文庫]

フィリップ・K. ディック , 大森 望
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

兵器ファッション・デザイナー、ラーズは、兵器開発に鎬を削る西側陣営の要だった。トランスにより霊感を得、兵器のスケッチを起こす。しかしこの兵器開発も、実は全くのまやかしだった……だが、謎のエイリアン衛星が人類を攻撃してきたとき、彼は東側のデザイナー、リロと手を組み本物の究極兵器ザップ・ガンのデザインにとりかかる!

内容(「BOOK」データベースより)

兵器ファッション・デザイナー、ラーズは、兵器開発に鎬を削るこの時代の西側陣営の要だった。トランスにより霊感を得、兵器のスケッチを起こす。しかしこの兵器開発も、実際は全くのまやかしなのだ…だが、謎のエイリアン衛星が人類を考撃してきた時、彼は東側のデザイナー、リロと手を組み本物の究極兵器ザップ・ガンのデザインにとりかかる!

登録情報

  • 文庫: 381ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1989/06)
  • ISBN-10: 4488696023
  • ISBN-13: 978-4488696023
  • 発売日: 1989/06
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 510,650位 (本のベストセラーを見る)
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形式:文庫
 トランスで兵器開発を行なっている東西世界。しかし、両陣営とも、実は馴れ合っていて、開発される兵器は実はてんで役に立たない代物。そんなときに異星からの侵略が来て・・・・・・・という作品。このイイカゲンな兵器を造りあっている、という設定が実にバカバカしくてディック節炸裂。 
 ディック本人は気に入っていない作品。だがしかし、読みやすいし、ディック作品特有の破綻ぶりといい、ディック作品特有の破天荒さといい、登場人物の屈折してダメダメな感じといい、ディック作品の特徴をかなり兼ね備えている作品。
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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ペーパーバック
トランスで兵器開発を行なっている東西世界。しかし、両陣営とも、実は馴れ合っていて、開発される兵器は実はてんで役に立たない代物。そんなときに異星からの侵略が来て・・・・・・・という作品。このイイカゲンな兵器を造りあっている、という設定が実にバカバカしくてディック節炸裂。 

 ディック本人は気に入っていない作品。だがしかし、読みやすいし、ディック作品特有の破綻ぶりといい、ディック作品特有の破天荒さといい、登場人物の屈折してダメダメな感じといい、ディック作品の特徴をかなり兼ね備えている作品。

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形式:文庫
 西暦2004年、東西両陣営が対立する世界。互いに兵器開発にしのぎを削っているのだが、その兵器を開発する方法とはたったひとりの兵器ファション・デザイナーの手に委ねられていた。トランス状態に入って霊感を得て兵器のスケッチを起こすという兵器霊媒とも言うべき方法がそれである。だが、この両陣営の兵器開発は実は馴れ合いが成立していて一般大衆への情報操作が行われていた。実際は兵器にはならず生活実用品などへの技術転用がなされていた。西側陣営アメリカの兵器デザイナーのラーズ・パウダードライは、東側陣営ソビエトの兵器デザイナーの女性に関心を寄せる。ある日突然にエイリアンの衛星が地球に飛来してきた為、ラーズは本物の兵器開発の使命を帯びるのだった。

 1967年の作品で、ディック自身はこの自作をクズだと言い放っている。ディックの描くSF作品群はどれも彼独特のアイデア溢れる世界観が魅力だが、この作品はその中でもその奇妙な設定でまさにトンデモSFと紙一重に感じる。しかもこの作品はディック作品としては実に読みやすい。ラストはある意味で自分はビックリした。主人公が消えてしまったのだ。どういう意味で消えると言っているのかは読めば分かると思う。その投げやりとも感じられる物語の唐突な締め括り方が、この迷走したストーリー展開を考えると自分は見事な着地だと思うのだが。 

 
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