あんまりですよ、木久ちゃん!私はとにかく木久ちゃんの名作、師匠彦六の絶品モノマネを見たくて買ったのに…「新・林家彦六伝」と銘打っておきながら彦六の話は初めちょっとだけ、あとはほとんど「昭和芸能史」じゃないですか!思わず「嘘つき!」と叫びましたよ。時間もわずか20分足らず、CD「キクキクラクゴ」で40分以上たっぷり語って爆笑させてくれたのと比較して、あまりにお粗末。どうも木久ちゃんはTVや寄席などで短い時間で話すときにはこのやり方をしているらしい。でも、高いお金で売るDVDでも寄席バージョン、ってのはないでしょう。しかも襲名挨拶・小噺・古典・新作・二代目の襲名挨拶などと分けられているものは、たった2回の高座での話を切り離しただけ。今さら「いや〜んばか〜ん」の振り付けが見たくて買う人なんかどれだけいます?周りで必死に盛り上げる弟子達の姿が痛々しい。全部で63分、実質落語は40分程度の作品…木久ちゃん、大ファンだからこそあえて言いますけど、私たちはこれからの木久ちゃんに、これからの彦六伝のさらなる進化に期待してるんです。昔を懐かしむようなモノは要らない、今のそしてこれからの木久ちゃんを見ていきたいのです。そのための襲名だったんじゃないんですか?ダメだよ!こんないい加減なつくりの作品で4000円もとって小銭稼いじゃ!…☆0と言いたいところだけど、☆2つはほんのご祝儀です。ホントに木久ちゃんの落語を純粋に楽しみたいならCD「キクキクラクゴ」を聴きましょう!