企業の経営者もしくは、就業規則作成に関わる部署の方々が読めばとてもいい本だと思うが
末端社員の視点から見ると、社員に対する締め付けがどんどん厳しくなるな。と、感じた。
ただ、本書内で著者が書いていることは正論だと思う。
就業規則の不備を突き、訴訟をするのはよいことではない。
ただ、実際には「長時間にのぼるサービス残業」など
就業規則を無視して行われている事実がある。
本書に例として、サービス残業した分の手当を、
過去にさかのぼり請求するという話があった。
そもそも、きちんとした就業規則を遵守していれば、このようなことは起きるはずがない。
就業規則をきちんとすることは当然として、それをきちんと守る社風が必要だと感じた。
また、
大企業であれば、専門家を雇い、しっかりした就業規則を書き上げるのだろうが
中小企業ではそこまで資金の余裕がないのか、あいまいな就業規則であるところが多いようだ。
そんな場合は、本書がとても役に立つのではないだろうか。
即、実践できる例文があり、就業規則に関する知識も深まる。
経営者も従業員も気持ちよく仕事がしたいものだ。
就業規則に関わるもの、一度は目を通しておきたい一冊である。