本書は、サーバーの負荷分散技術(SLB:Server Load Barancing)の解説書である。SLBのコンセプト、SLBのしくみ、そしてパフォーマンス指標の解説ののち、フラットベースSLB、NATベースSLBのアーキテクチャの解説、そしてロードバランシングを行うスイッチ製品であるAlteon WebSystems、Cisco CSS、F5 BIG-IP、Foundry ServerIronシリーズの設定方法を解説している。設定方法としてはコマンドラインインタフェースの説明、セキュリティ設定、フラットベース/NATベースSLB設定が述べられている。
しかし、スイッチング製品以外でのロードバランシングの手法は述べられておらず、また、クラスタリングやキャッシュサーバなどの技術についても除外されているので、純粋にハードウェアによるSLB技術に特化された内容であるといえる。
SLBのトポロジーの解説が充実している点と、ロードバランシングを行うスイッチベース負荷分散機器の解説が行われている点は、さすがにしっかりしている。SLB技術の解説書としてうまくまとまった1冊といえるだろう。(斎藤牧人)
(日経オープンシステム 2002/02/01 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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最も参考になったカスタマーレビュー
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
必須、必読,
By カスタマー
レビュー対象商品: サーバ負荷分散技術 (単行本)
本書はサーバ負荷分散技術に関して統一的にまとめた最初の本であろう。最近、サーバ負荷分散技術は急速に取り入れられているものの、統一した理解は難しく、装置のベンダーに依存するところが多かった。日本語版には付録としてストリーミングサーバの負荷分散について書き加えられており、概要を知ることが出来る。今後アクセスネットワークの広帯域化に伴い、質の高いコンテンツが提供されるであろうが、情報提供するコンテンツサーバに求められるパフォーマンス、機能は大きいものとなるだろう。サーバサイドにおける負荷分散技術がますます重要となり、注目を浴びるであろう。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
概要を把握するには最適です,
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レビュー対象商品: サーバ負荷分散技術 (単行本)
本書は主要なロードバランサーについて、その概要と初歩的な設定方法が述べられている。初めてロードバランサーを扱うエンジニアや、プロジェクトマネージャーには最適であろう。ただし、実際の環境に即した最適化という部分では、やはり個々の環境に依存する部分が多いため、詳細には触れられていない。そういう情報はやはり英語版のマニュアルを熟読するほかないようである。 とはいうものの、技術的評価などを必要とするプロマネ・クラスの人たちには大変役立つに違いない。意外とこのような体系的な概略本は少ないからである。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
2001年時代の技術書(今2010年),
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レビュー対象商品: サーバ負荷分散技術 (単行本)
2010年になって読み直してみました。今となっては、BIG-IP自体かなりスタンダードな機器ですので色々と 保守・設定方法があると思いますが、2001年当時はこの一冊程度だった と思います。 9年たった今では、技術の進化やOSの開発・進化などを含めて本誌自体を わざわざ推すことは無いかなと思います。 製品別コマンドガイドとして記載されているのは、AlteonOS、FundryServerIron 、CISCO WebNS(ArrowPoint)、BIG-IPとなっています。 BIG-IPであれば、独特な表現としてVitual Server、Nodes、Rule、NATs、 Proxies、Network、Filters、Monitors、BIGpipe 等がありますがそれぞれについての説明があり、今でもベーシックな考えは 変わっていませんので、それなりに使えると思います。
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