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テントを期限までに張り、セッティングするというバルトラングの仕事。
体力勝負のそんな仕事をするある男たちのテントに、やせこけた一匹の犬が迷い込んできます。
実は、その犬は「マスター」と呼ばれる、サーカスでの素質を持つすばらしい犬だったのです!
やがて男たちはその犬をメインに、サーカスを築きあげていこうと決心します。
沢山の困難を乗り越え初演は大成功!!
ところが…
最後の最後まで予想することが出来ない展開。
果たしてこの男たちと犬はどうなっていくのか…!
目が離せません。
しかし個人的には、「一人称」で書かれた会話文の多い本の方が話に入りやすくて好きなので、
この本は説明するような表現が多く、想像力が働きにくくてなかなかイメージすることが出来ませんでした。
読み終えたあと、色々な気持ちが頭の中をぐるぐる…
読み手一人一人によって違った感情が生まれてくると思います。
とても考えさせられる一冊でした。
彼らはバトルラング(テントの設営と解体をする人)として裏方作業に徹していたが、ある日迷いこんできた一匹の犬との出会いをきっかけに「サーカスを作る」という夢に向かって進みはじめる。
男たちはとことん陽気だ。彼らの汗の臭いや筋肉の動きを文章から感じ取ることができるし、サーカスを作る計画が具体化するとともに高揚する男たちの気持ちがビシビシと伝わってくる。一見粗野だけれど、仲間や犬に対する愛情は本物で、団結して突き進むさまはこちらの気持ちまで明るくしてくれる。
シェパ(犬)の芸「ぐにゃぐにゃ」のくだりでは本当に目の前でその芸を見ている気分になった。(本当に見てみたい!)
しかし夢とははかなくてもろい。結末は切ないけれど、夢をかなえるときの高揚感と達成感は男たちにまた別の人生の扉を開いたのだと信じたい。陽気で心やさしい男たちと一緒に泣いたり、笑ったり、ドキドキしたりしてみませんか?
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