内容紹介
ブラジルの歴代女性歌手の中で最高の存在と言えば、カルメン・ミランダと、このエリゼッチ・カルドーゾ。
エリゼッチ・カルドーゾの録音デビューは1950年。そして「ボサ・ノーヴァ第0号アルバム」と呼ばれる『カンソーン・ジ・アモール・ジマイス』を録音する1958年頃に頂点を迎え、さらに60年代まで充実作を連発します。このアルバムで紹介されているのは、デビュー録音から1958年録音まで。まさに若き日の、成長期真っ只中のエリゼッチです。ブラジルでも初期のトダメリカ〜コンチネンタル音源はCD化されたことがありますが、今回はオリジナルのSP音源を使用。以前とは比べ物にならないほどすばらしい音で収録されています。さらに選ばれた作品もサンバ・カンソーンの黄金期を代表する名作ばかり。アリ・バローゾやアントニオ・マリアの手による名作から、ノエール・ローザ作品のカヴァー、また後半ではボサ・ノーヴァ第0号音源、さらにはジョアン・ジルベルトがこっそり伴奏に参加していた珍音源も収録されています。
特に冒頭に収録されたデビュー曲「愛の歌」における女王様のウイウイしくも華やかな歌声は、まさに絶品! これこそサンバ・カンソーンの初期の鼓動をいまに伝える名演と言える内容です。
ブラジル音楽ファンにはもちろん、女性ヴォーカル好きにも強力にお勧めのアルバム!!