子ども時代にどんな環境で過ごしたかが、その後の人生に大きく影響すると書かれています。
私自身は、自分が望めば人はいつでも変わる事ができると思っているので、
その点では松岡さんの意見に全面的に賛成しかねる部分もあります。
ですが松岡さんの子どもへの愛、児童書への情熱が静かに伝わってくる本です。
この本ではないのですが、アウシュビッツ収容所で絶望せずに生き抜いた人は、
昔話を聞いていて・勧善懲悪の世界を信じていたから生き抜くことができたのだろうか・・、
と書かれていた本を読んだ事があります。
松岡さんが書いていらっしゃるように、
目に見えないものを信じる気持が大切だということ、子どもの頃に経験した事が影響する力も
あるでしょう。
命の大切さ、愛を伝えるためには、どうしたら良いのか考えさせられる本でした。
私はこの本を読んだのをきっかけに、自分が好きな読書を広めていきたいと思い
読み聞かせボランティアを始めました。
子どもに関わる全ての大人に、読んでいただきたい本です。