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サンタクロースの秘密 (serica books)
 
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サンタクロースの秘密 (serica books) [単行本]

クロード レヴィ=ストロース , 中沢 新一 , Claude L´evi‐Strauss
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「火あぶりにされたサンタクロース」C・レヴィ=ストロースと「幸福の贈与」中沢新一が人類の祭りクリスマスの謎にせまる思想のプレゼント。

内容(「MARC」データベースより)

「なぜ人々は、こういう時代になってもまだ、クリスマスの到来に胸をときめかせたりするのだろうか」 C・レヴィ=ストロースと中沢新一が人類の祭り・クリスマスの謎に迫る思想のプレゼント。

登録情報

  • 単行本: 110ページ
  • 出版社: せりか書房 (1995/12)
  • ISBN-10: 4796701958
  • ISBN-13: 978-4796701952
  • 発売日: 1995/12
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ペトロニウス VINE™ メンバー
形式:単行本
中沢新一先生が心から尊敬するクロード・レヴィ=ストロースさんの論文『火あぶりにされたサンタクロース』と、中沢先生の『幸福の贈与』の2編が収録。目的は、「クリスマスの基本構造」を明らかにすることです。110Pほどしかないごく短い小冊子で、かつ完結しています。読みやすく、レヴィ=ストロースや中沢新一の入門編として、丁度いいのでは。

もともとキリストは夏に生まれた説が有力なのです。だが、当時異教の地西ヨーロッパを布教していたローマ教会のメンバーたちは、真冬の冬至を挟んだ期間をキリストの降誕祭と捏造しました。
しかしながら「なぜわざわざ真冬にキリストの降誕祭をしなければならなかったのか?」。

そして、マーシャルプランにより復興を遂げつつあった1951年12/24フランスのディジョン大聖堂で、サンラクロースの人形が吊るされ、教区の子供たちの目の前で、焼かれました。なぜ、サンタクロースは焼かれなければならなかったのか?。

身近な生活世界の話題から、人類普遍の基盤まで思考をたどろうとする中沢さんの「ものごとの繋がりや連鎖」を見抜く視線はとてもエキサイティング。そういえば、彼の授業で「仏教とキリスト教は、アレクサンダー大王の東方遠征によるギリシャの哲学者と仏教哲学者の論争によって、実は深い影響を受けあっている」というものがありました。そのころから、「目には見えにくい」つながりを、明らかにしようとする姿勢が強かったみたいですね。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人類学の秘密 2012/4/22
形式:単行本|Amazonが確認した購入
話を大雑把に要約すればこうなります。
何故、サンタクロースは焼き討ちにあわなければいけなかったのか。
人類は生と死、大人と子供、秩序と混沌といったものに代表される無数の二項対立を維持しつつ、
時に逆転し侵犯することで文化を作るが、一元的な近代にはそういう文化的側面が弱められた。
異教的として批判されるサンタクロースはその実、牙を抜かれて子供を飼いならすものとして機能している。
幾分かはそのプレゼントを渡すその手に悔恨を残しながら。
子供たちに親しまれた現代のサンタクロースとクリスマス文化は近代に資本主義に飼いならされたものだが、
皮肉なことにサンタクロースを批判する反動的な復古主義的な教会の運動こそ、
忘れられた原型に近い祝祭に近づくことだ。文化を皮肉にも逆説的にも取り戻す。
これが筋書きです。

しかし、そういう飼いならされたものじゃない文化という口実で飼いならされた、
ほどよい「文化」を求めるという人類学の秘密、
あるいはレヴィ=ストロースの恥ずべき欲望もこれほどあからさまにする本も珍しいと思います。
所詮、大人や秩序に受け入れられない若者や子供の反抗というものも、
それ自体システムに受け入れられたプロレスにすぎませんから。マイクパフォーマンスでしかありません。
侵犯は完全にシステムに受け入れられたものとしてしか、許容されないに決まってるじゃないですか。
当たり前ですが。
そういう秘められた西洋中心主義には注意したいものです。

プロレスのプロ、中沢さんのお芝居は感涙ものです。彼はそうやって真実から逃げて生きていくことの本職です。

レヴィ=ストロースの他の著作では、延々構造を構築するなどで、ここまであからさまなプロレスは避けられてますので、
そういう意味でもこの本は貴重です。

本当に革命的なものがあるとしたら、このプロレスの外側にしかありません。そのことだけは明らかです。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
流石フランス人、と思わせる興味深いサンタクロース論。
それに、膝をポンと叩いてしまうような、贈与論をベースとした中沢新一の鋭い論説。

純粋贈与を伴った儀式を通じて、初めて、大人と子供の交流が図られる。

世の中のサンタクロース的なものに何か疑問を感じたら、きっとこの2つの論文はあなたを虜にしてしまうことでしょう。

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