ある女の子がクリスマスの日にサンタがいるか、いないかでお姉ちゃんとけんかして、家を飛び出し、おばあちゃんの家に行きます。
事情を聞いたおばあちゃんは「内緒でサンタさんのお手伝いをしているの。手伝ってくれない?」と女の子を誘います。
喜んで手伝うと言った女の子に、おばあさんは「誰か、困っている人にプレゼントしたいものはない?」と聞きます。
女の子はいつも元気にグランドで走り回っていたクラスの男の子を思い出します。
彼の家はお金がなく、ジャンパーを買うことができません。
そのせいで彼は、最近グランドに出ることができず落ち込んでいるのです。
「彼にジャンパーを買う」ことを決めた女の子は、おばあちゃんからお金をもらって買い物に行きます。
ジャンパーを選んで精算するときに、レジのお姉さんはお金が足りないことに気付いて、女の子に事情を聞きます。
事情を聞いたお姉さんは、何も言わずにジャンパーを包んでくれます。
プレゼントは、その女の子が渡したことがわからないようにこっそり男の子の家の前に置いて、女の子とおばあさんは隠れて 男の子がジャンパーを「サンタからのプレゼント」として受け取るのを見守ります。
・・・男の子にとっては、純粋にサンタからのプレゼントのジャンパーとなりましたが、そのプレゼントには多くのサンタが関わっていますよね。
レジのお姉さん
おばあさん
女の子
・・・どのサンタがいなくても、男の子にプレゼントは届かなかったことを考えると、「自分は1人で生きているのではないなぁ」なんて考えて、暖かい気持ちになります。