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サンショウウオの明るい禅 (文春文庫)
 
 

サンショウウオの明るい禅 (文春文庫) [文庫]

玄侑 宗久
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 620 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,166

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「自分の中に、1匹のサンショウウオを住みつかせること。それが禅、ひいてはあらゆる宗教を信じる意味ではないか」。平易な言葉で禅を語る玄侑和尚のエッセイ集。自立した個性なんてマボロシ?観音さまは、鼻歌をうたいながら人助け?「思考をしないこと」が大切だと説く、日本一わかりやすい、初心者のための禅読本。

内容(「MARC」データベースより)

自分の中にサンショウウオを住みつかせることが、禅、ひいてはあらゆる宗教を信じる意味ではないか。住職であり芥川賞作家でもある著者の、さまざまな雑誌に、折に触れ、場合に応じて書いた2年分ほどの禅的生活のエッセイ集。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 202ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2009/6/10)
  • ISBN-10: 416769204X
  • ISBN-13: 978-4167692049
  • 発売日: 2009/6/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 365,866位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 内田裕介 トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
文春の「この夏読んでおきたい3冊」で某氏が紹介していたので、手にとって見た。

著者の玄侑宗久氏は臨済宗のお坊さんで芥川賞作家。

禅についてはいくつか読んだことがあるが、寡聞にして玄侑氏は今回が初めてである。

本書は、2003年から2005年頃に雑誌、新聞等に発表された

ごく短いエッセイを編んだものである。

テーマは「思想としての禅、宗教としての禅についての思索」であるが、

自身の具体的経験をベースに説いていくので、決して難しくはない。

いわんとすることは予備知識なしでもよくわかる。

「大愚」「両忘」「自他一如」「日日是好日」「放下」などの禅独特のタームも

わりあいよく説明されている。

ただ鈴木大拙の「禅とは何か」などと比べると、

思想としての禅を知るには物足りない。

境野勝悟氏の「禅の名問答に学ぶ人間学」ほどには、

実生活で生きる知恵におりてきていない。

悪い本ではないが、中途半端である。

僧侶として、思想家としての玄侑宗久氏から何かを学び取りたい、という目的なら、

他の著作をあたったほうがよさそうである。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ka-min
形式:単行本
玄侑和尚のエッセイをまとめた本。

和尚さんになるには、様々な思索を変遷しているんだな。
奥行きのある話ってのはやっぱり知識に裏打ちされいるんだな。

そして、禅。
禅って、とらえどころがない。
とらえどころが無いと思わせるのが、禅。か?

一遍一遍が完結しているので、空いた時間に読むには良い本。
そして一つ一つがこれまた奥深いのだ。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 黒口隊長 VINE™ メンバー
形式:文庫
本書、何よりも著者独特の軽妙で飄々としたユーモアが快い。だから文字通り「明るく」、楽しく読むことができる。しかし、実は本書、なかなか手強く、考えさせる部分も多く、一筋縄ではいかない内容。
例えば、禅の教えの「軸」となるところを「サンショウウオ」として取りだしてくるところ。はじめに著者がその思いつきを得た体験を書いてくれているのであるが、正直分かったような、分からないような...。しかし、本書を手軽に読み流すのではなく、ときおり立ち止まりながら、考えながら読んでいけば、著者がしばしば、当たり前、とされている普通の常識的な考え方に対して大胆なコメントを加えていることに気がつくであろう。
私たちが良く、「あの人の生き方は、ぶれがない」と言うような場合の「軸」のようなものを、著者はある面から見れば飄々として、呑気に見え、そして別の面から見れば、何となく不気味で正体が知れないようなものではないか、と言っているのである。おまけにこのサンショウウオなるものは、或る種の獰猛さすら秘めているのである。明るく、呑気でありながら、同時に自分の世界を秘めてどっしりとした存在。著者の提示する「禅」の世界は、なかなかユニークで、独自のものがある。しかも、ときおり挿入される著者自身の若い頃の精神的な遍歴や、道場の経験を読み合わせれば、著者の提示するものが、決して目新しさ狙いの良い加減なキャッチのようなものでないことが分かるであろう。とりわけ前半部分の文章に、こうした傾向が強く窺われる。
本書の圧巻は「宗教の現場と、言葉」と題された文章。著者の生き方そのものの深みにあるもの、僧侶としての、そして作家としてのこだわりの部分を語り出しており、一種独特の迫力を漲らせていて、圧巻である。
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