美メロとかなんとかじゃなく
音楽的にオシャレというかセンスがあるというか…美メロとかいう安っぽい言葉で表現するのはもったいなすぎる。
ヒップホップとはいえ、B.o.BやKid Cudiほどポップでもなければ、EMINEMほどのアクの強さも無いし、ラップもうるさくもない(ちなみにエミネムのラップがうるさいというのは誉め言葉です)。
このメロウでどこかアンニュイで、そしてメランコリーが漂うラップ、歌声がゆっくりと身体に染み込んでくる。この感覚がとても気持ちいいです。
浮遊的なサウンド効果に静かな2人の歌声、そして都会的なピアノがとても気持ちいいFireworks Feat Alicia Keys。夜空を仰ぎながら聴きたいアーバンチックな温かさを感じる一曲です。
そしてこのどこか静かな雰囲気は#4のOverによって壊される。大胆に演出されるこの曲は、ドレイクの乱暴な一面をリリックによって露にし、また雰囲気が一変したことで人々をある意味驚かす一曲です。
このように、賑やかな街に出たり、ときにひとけのない暗く静かな道を歩いたり、ドラマチックな夜景が見える場所へ行ったり…と、色んな景色が頭をめぐりゆくトラック順にもセンスを感じます。
そして嬉しいのが、国内版には自身の(今のところ)最大ヒットにしてデビューシングルのBest I Ever Hadが入っていることですね。
才能を感じる一枚です。