ペテルブルグについての随筆、といったところ。
ペテルブルグの歴史やら文化やらを体系的に知りたいという人にはどうかと思うが、読んでいて楽しい本である。
著者は、心からペテルブルグが好きなんだなあということがひしひしと伝わってくるのだが、かといって入れ込みすぎるわけでもなく、適度な距離感を保っている。
それが、この本全体から感じられる快適さ、なのかも知れない。
私はペテルブルグに行ったことがあるので、とても懐かしく読むことができた。
だが、行ったことがない人にとっては、星5つとはいかないかも・・・。