年に四回刊行される仏教専門誌の第二号。DVDも毎号付属している。
今号の内容はなか見!検索で目次を見ていただくのが良いだろう。
なか見!検索で巻頭記事で、宮崎哲弥氏と僧侶の白川密成氏の対談が読めるが、
宮崎氏のことはファンではあるが、記事自体はあまり面白くなかった。
個人的に興味深く読ませていただいた記事は、まずは98頁から始まる
・「釈迦の教えとサイエンス」
であった。これは精神医学的に脳研究と坐禅や呼吸法の関連を紹介したもので、
東邦大学医学部教授の有田氏が書かれている。
そして紀行文である、196頁からの記事、
・「チベットのアバター」
も面白かった。いつかインドのチベット亡命政府を訪れて、ダライ・ラマに
会ってみたいと考えていたので、臨場感を持って読ませていただいた。
第一号から連載している、252頁から始まる、
・「神通力って何?」
も今号も興味深く読ませていただいた。
以前、この記事を書いている著者の本を読んでいたので、ますます興味を持って
記事を読むことが出来ている。基本的に自分自身の考え方と著者の説く仏教論が近いので、
そうだそうだと頷きながら読んだ次第である。
そのすぐ後の記事である、
・喩えて語る人なれば
とは釈迦のことであるが、遺っている文献から釈迦在世中の釈迦教団の様子が伝わり、
釈迦の時代にも現代と同じような事件や問題があったのだと思わせられる。
まさに温故知新である。
これも連載ものであるが、
・パーリ三蔵読破への道
も面白い。これからの連載にも期待大である。