お恥ずかしながら、おれは未だに何のために人間として
産まれて、いったい何のために生かされているのかが
どんなに考えても全く判らない・・そんな愚かな人間です・・。
しかし、この本の中で普通のことを普通に行い、今際の際まで
人のために自らの全てを捧げられる佐々木幸枝さんのような人は
おれのように理論武装に耽る愚かな時間など持ち得なかったに違いない。
奇跡というものが存在するなら、それは神の化身とか予言の書というより
こういう人が普通に生きて人に尽くし愛されていた・・という事実なのでしょう。
おれは、こういう人の話を見聞きすると、いつも心が痛くなります。
自分の不甲斐なさと、人生というものを無意識にも理解できている
人の存在に対する憧れと羨望のために・・。