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サルになれなかった僕たち―なぜ外資系金融機関は高給取りなのか
 
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サルになれなかった僕たち―なぜ外資系金融機関は高給取りなのか [文庫]

ジョン ロルフ , ピーター トゥルーブ , John Rolfe , Peter Troob , 三川 基好
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

米国大手投資銀行の内情を暴いた話題の金融ノンフィクション、待望の文庫化。トップ・ビジネススクールでMBAを取得した二人の若者を待ち受けていたのは、高給を保障する代わりにサルにならなければ出来ない仕事の数々だった。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ロルフ,ジョン
ヴァージニア工科大学とフロリダ大学で学んだあと、ニューヨーク市の放送リサーチ会社に就職した。1993年、ペンシルベニア大学のウォートン・ビジネススクールに入学した。DLJを辞めたあと、プライベートな投資機関の責任者を務めた。現在はフリーランス

トゥルーブ,ピーター
ニューヨーク州スカーズデールで育った。デューク大学を卒業後、ニューヨークの投資銀行「キダー・ピーボディ」に就職したが、1993年に退職し、ハーバード・ビジネススクールに入学した。現在、プライベートな投資機関の共同経営者

三川 基好
1950年東京生まれ。早稲田大学教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 399ページ
  • 出版社: 主婦の友社 (2007/4/1)
  • ISBN-10: 4072563501
  • ISBN-13: 978-4072563502
  • 発売日: 2007/4/1
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 147,891位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 3.0 投資業界残酷物語, 2008/2/24
レビュー対象商品: サルになれなかった僕たち―なぜ外資系金融機関は高給取りなのか (文庫)
 副題は「なぜ外資系金融機関は高給取りなのか」だが、はっきり言ってこれは内容に合っていない。文庫化前のタイトル『ウォールストリート投資銀行残酷日記』の方が正確に内容を表しているように思う。
 学問の府ではなく企業のための人的資源供給所と化した大学院から、投資銀行へと入社した著者たち。高給と引き替えに与えられたのは、やり甲斐とも華やかさとも無縁の、単調で屈辱的な仕事だった。取引先に媚びへつらい、上司の罵声に追い立てられ、睡眠さえろくに取れない中、リスクの高いクズ株を優良株に見せかけては無知な顧客に売りつける---昨今叫ばれる「貯蓄より投資」の、これが実態なのだろう。
 私自身が以前身を置いた職場(金融機関でも高給でもないが)での経験と共通する内容も多い。時間に余裕を持って仕上げても、後から果てしなく文面をいじり回され、期限ぎりぎりまで完成させてもらえない書類。内容ではなく見てくれだけが大事な「プレゼンテーション」。膨大な手間をかけて作った挙げ句、結局は読まれもしない資料の山。こういう無意味で不毛な仕事を減らせば、企業の生産性は確実に向上するはずだし、過労死や心の病の問題も改善すると思うのだが…。
 気が滅入るのは、こうした「仕事」に著者たちが次第に心を蝕まれていく部分だろう。周囲との人間関係が希薄になり、羞恥心や創造力が摩滅する中、ただ命令通りに動き、食欲・性欲といった動物的な要求だけを手っ取り早く満たそうとするようになる。要するに「サル」になっていくのだ。
 最終的に著者たちは会社を辞め、サルから人間に戻る道を選んだ。だが、近年の市場経済原理主義の中、働き手が人間の尊厳を与えられず、利潤を上げるための単なる道具としか見なされない風潮は「外資系」や「高給」の職場に限らず確実に広がっているのではないか。「働く」とは何か。本書が問うものは見かけより重い。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 人生の捉え方と選択の物語, 2009/11/7
By 
Baby-Leo (tokyo) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: サルになれなかった僕たち―なぜ外資系金融機関は高給取りなのか (文庫)
下品、下品というレビューが目立つものの、いいじゃん、読み物なんだから。
下品な表現が嫌いな人は読まなきゃいい。
なんて身も蓋もないか。

これは、二人の青年が、実体験に基づいて主観的に編んだ読み物である。
よって投資銀行はこうなんだーとか、馬鹿正直に受け止めるものでもないだろう。
あえて皮肉な言い方をすれば、たった数年でエリートコースをドロップアウトした
負け犬の遠吠えともいえる。

しかし、別の言い方をすれば、これは、ひとつの人生の捉え方と選択の物語。
「最後にわかったのは、僕たちは両腕に抱えるほど果物を得たけれど、それを食べる時間はなく、ほかの何をする時間もないということだった。」
そんなサルだったと、彼らは、投資銀行で過ごした期間を振り返る。
自分の人生をどんな風に捉えるか、そしてどんな選択をするのか、
この本に書かれているのは極端な例ではあるけれども
社会人をやっていれば誰でも一度は考えることではないかな。

そんなときに、こんな読み物があったことを思い出す事も、決して無価値ではないはずだ。
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15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 投資銀行志望の就活生に, 2007/8/28
レビュー対象商品: サルになれなかった僕たち―なぜ外資系金融機関は高給取りなのか (文庫)
『ウォールストリート残酷日記―サルになれなかった僕たち』の文庫版で、米国大手投資銀行に関する金融ノンフィクション。

時間はお金では買えない。
この先の人生におけるトッププライオリティをどこにおくか。
本当に書いてある内容が100%真実だとしたら、これを読んで投資銀行に勤めようとはまず思わないだろう。
読み物として内容はおもしろく、数時間で読み終わる。
これから就職する学生の自分にとっては考えさせられる一冊。
ただ下品な表現が多いのがマイナス要素。
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