「流されるから遠くに行ける」
書名の由来にもなっている主張の一つ。
少し気を緩めて他人の考えを受け入れてみましょう的な表現。
自分の考えを持ち過ぎている、固執している、
ガードや殻に閉じこもる性質の人に適した処世術を開陳。
「流される」けど、著者はどの方向にどれくらいの距離を流されているか常に把握しています。
要は、元の場所・原点に戻ることが著者には出来ます。
一般的なサラリーマンとは大きく異なり、本書と向き合う上で重要な出発点だと思います。
原点の一つに中学時代の自分を挙げられるほど、確立した個人を持っています。
自分をしっかり持った人が、幅を広げるツールとして本書は最適。
逆に根っから他人から影響を受けやすい、流行に流されやすい人は向いていない印象。
目標もなく、やる気もなく、自分の立ち位置がハッキリしていない人は
流されていること自体を把握していないので、本書にピンっとこないでしょう。
振れ幅を広げる目的なので、つじつまの合わない正反対の主張も納得して読めます。