所謂「定職」についている人は,1)お金のことをきちんと考えている人,2)漠然としまりやな人,3)漠然と浪費している人,4)確信的に破滅への道を歩んでいる人,に分けられるのでしょう。
この本は3)の人を1)へと導く本です。
安心して生活をしたいというのは誰しも望むことですが,どうしたら安心が手に入るのかなんて学校では教えてくれません。人に勧められるままに保険に入っていたり,なんとなく「××円貯めよう」と考えたり,多くの人はお金の素人のまま毎日の雑事に追われます。
それを一度全部見直して,余裕を持って定年を迎えましょうというのが本書の趣旨です。
ライフプランの立て方,貯め方,保険の組み立て方,更には投資との付き合い方と,お金にしっかりしている人の「常識」を手短に叩き込んでくれます。
という訳で,もともとしっかりもので勉強家の1)の人たちには聞いたことがあるような話ばっかりと,本のタイトルの割には常識的な内容に気落ちしてしまうかもしれません。
2)の人たちは「交通機関が整っているところで生活しているのに,車なんて要らない」ともともと考えているので,これまた参考になるところが少ないかもです。(いろいろと得られるところはあると思いますが)
4)の人たちはこの本を手に取ることはないでしょうなので除外。
世間の中で稼ぎが悪いわけではないだろうに,お金が貯まらないなぁと思っている3)の方々は必読です。
(でもやっぱり私はお金のことは不得手だなぁ・・・)