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サラリーマンは自宅を買うな ―ゼロ年世代の「自宅を買わない生き方
 
 

サラリーマンは自宅を買うな ―ゼロ年世代の「自宅を買わない生き方 [単行本(ソフトカバー)]

石川 貴康
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

自宅は所有する時代から、「使う」時代へ変わった。親世代の自宅中心の資産
形成では破綻が待っている。発想を変え、実質豊かな生活を楽しみつつ、資産
形成を行う方法を説く。

内容(「BOOK」データベースより)

「持たない」で低リスク、自由度、柔軟性を実現するゼロ年代の「自宅を買わない生き方」。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 262ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2010/10/29)
  • ISBN-10: 4492732764
  • ISBN-13: 978-4492732762
  • 発売日: 2010/10/29
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (19件のカスタマーレビュー)
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By Secondopinion トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
本書の趣旨を正確にいえば「サラリーマンはローンで自宅を買うな」でしょう。そして副題として「隠された銀行家の企み」とするのが分かりやすいと思います。

前半は、私が日頃感じていたことを代弁してくれているような内容でした。特に同意できるのは、第4章「自宅は機会損失をうむ」です。一度自宅を買ってしまうと引っ越すのが困難になり、変化への対応、チャンスへの対応が制約されます。ローン返済による自己投資資金の不足のために留学、MBA取得、キャリアアップのための転職も制限されます。特に地方に住んでいる人間が全国区になれる可能性を限りなくゼロにします。子供に長距離通学を強いることになるかもしれないし、進学先選択にまで影響を及ぼすかもしれません。今の仕事に不満があっても長期ローンがあるために転職できず、仕事のうえで保守的になり、面白い仕事をしようとか、チャレンジングな仕事をしようとか、そういうメンタルな姿勢が削がれてしまう可能性があります。もちろん親からの資産で借金をしなくても自宅が購入できる人は別です。そうでない人たちは、ローンの支払いのために自分や家族への自己投資が制限されてしまうのです。

第5章を中心に書かれているもう一つの重要なことは、今の環境には自分たちの親の世代の資産運用戦略が当てはまらなくなっているということです。ごく単純化して考えると、5000万円借金して3000万円の土地に2000万円の家を建てたとします。30年のローンを組んで銀行に支払う利子が1000万円と仮定して、合計6000万円返済しなければなりません。そして自宅取得後に必要な毎年の固定資産税は総額、最初の資産価値の10分の1ぐらいでしょうか。親の世代は3000万円の土地が30年で2倍の6000万円に値上がりしたので、固定資産税を500万円、銀行に1000万円余分に支払っても1500万円の利益があったのです。今は土地の値上がりはないどころか値下がりさえしますので、1000万円はローンを組んだ時点で既に完全な負債となります。銀行は債務者に債務分の生命保険を勧めるでしょう。債務者が死亡して返済できなければ生命保険が支払われ銀行のリスクは当初よりゼロです。つまりこれからの時代は、自宅購入者は投資対象に「負け」がほぼ確実の値上がり狙いの持分投資を行い、銀行は「勝ち」がほぼ確実の利子収入という収入利益狙いの貸し付け投資をしていることになります。

債務者が死亡するのはまだましな方で、生きてはいるものの病気でローンの支払いが滞れば、自宅は抵当でしょうから、自宅は銀行に没収されます。病気にさえもなれません。ここでも銀行のリスクはゼロです。そんなことは銀行や国は全て把握しています。自己責任でローンを組んだのだから病気のリスクは考慮済みだろうと、本人が気をつけていても一定の確率で発症してしまう病気のことなどは意図的に無視です。それをカバーしようと疾病保険に入るとさらに費用が増えます。国が住宅減税などを施行してサラリーマンに自宅を建てることを奨励しているのは、それによる税収減よりも、住宅建設販売会社からの法人税と、固定資産税・相続税が増加するからです。国は自宅を建てられるほど裕福な資産保有者を保全するつもりはありません。財産の再分配といえばそれまでですが・・

繰り返しになりますが、親の財産で自己投資のための資金も十分にあり、キャリアアップの際は自宅を半値以下で売却し引っ越しても余裕がある方は本書を読む必要はありません。そうでない方には情報を具体的に整理する意味でも本書はとても有用でしょう。

ただし、本書では金銭的な損得についてのみが考慮され、自宅が住居者に与える精神的なリターン(やすらぎ、満足感など)については何も考察されていないので、金銭的なことを度外視した場合(人生を豊にするのは金だけではありませんので)にはサラリーマンがローンで自宅を買ってはいけないという説得力に欠けます。
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
住宅ローンを組んだとしても、自宅を買うことが、しあわせの形であるという、いつのまにか刷り込まれた曖昧な価値観を見事に突き崩してくれ、ある意味、爽快である。自宅を買うことの客観的なデメリットを把握できる点では、これから自宅を買いたい、買う人にとってこそ、一読の価値ありと考える。

一方、不動産投資をすすめている点については、掘り下げが足りない感じがする。他の方もレビュー記しているが、コスト、リスク、出口戦略含めた掘り下げが足りない。いっそのこと、書かなくても良かったくらいだ、とすら思う。
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37 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 誰もが抱くマイホームへの憧れが幻想に過ぎないことをあらゆる側面から鋭く指摘している。最後に著者が持論を述べているような、不動産投資が不確実な未来に備えた最適な解であるかは、議論の分かれるところだろうが、収益をまったく生まない自宅に「投資」するよりはよほどマシであることは理解できた。将来のリタイア時に、地価の安い地方で自宅を買うべきだという著者の見解にも賛成したい。サラリーマン出身者の不動産投資本の中では、文章がしっかりしているので読みやすいし、中身も示唆に富んでいると思う。マイホームに投資する前に、読んでおくべき本ではないか。
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ある愚か者の場合
「ローンを組んで自宅を買う」ことは、「古代ギリシャの奴隷に自らを貶める」ことであり「銀行に儲けの機会を保証する」ことである。結果、「自己投資の機会を損失し」「気に... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: thorn1213
そもそも日本列島がどんなプレートに乗っているかを考えるべし
それぞれの意見ごもっともなれど、、、日本列島は火山列島・地震列島と言えるでしょう?だから、まずプレートテクトニクスを勉強するのが、家を買う前の必須条件ではないでし... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: A reader 2011
判子押す前に読むと効果的です。
ちょっと自宅購入を検討していて、その参考に読んでみました。

まあ、書いてあることに嘘はありません。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 匠ん
私も今のところ賃貸派です
東京に上京して16年経ち、賃料だけで1600万円近く支払ったことになる私としてはマイホームとして新築マンションを買ったほうが良いか迷うことがあります。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: 坂口直大
やはり老後は不安です
本書のおかげで、「サラリーマンは多額の借金をしないほうがよい」という考えに変わり、定年までは賃貸生活を続けることにしました。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: まあぶり
「大家にリスク丸投げできる賃貸住宅に住め」と説いて、その半面で「大家になれ」では矛盾してるのでは?
不動産では「賃貸派」と「持ち家派」が古来よりどちらが得かという争いを繰り広げています(笑)。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: 孔明
よくある「日本破綻に備えて、●●に投資ししましょう」という類の書
今の時代に住宅ローンを組んでまで自宅を買うことに大きな疑問を感じていることから、
タイトルが気になり読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: k2masuda
内容は非論理的、矛盾だらけです
(前半):「賃貸住宅では全てのリスクは大家持ち。持ち家なぞ購入せず、賃貸に住み続けるべし!」... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: cots
いろんな考え方があるという意味で良い本
巷にこういう内容の本は少ないが、賃貸派の自分としては普段から考えていることととてもよく合致していたので確認する意味でもとても参考になりました。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: hdl-c
不動産投資 礼讃本です
★1の理由を説明します。

前半はサラーリマンの自宅購入のリスクについて淡々と述べていきます。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: 0401(^^)
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