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33 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現実を見ろという岡本節!,
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レビュー対象商品: サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書) (新書)
今回のテーマは、「一般解」と言っていいだろう。まあ、貯金しとけという感じかな。前半は、人生で金のかかる住居費、生命保険、教育費・・・についての論点が記されている。 「人並みに」苦労するサラリーマンのパターンが見事に記されている。 読んでいるうちに「俺も人並みに住宅ローンを組んでマンションを買ったよ」と嬉しそうな顔をして報告してきた弟を思い出した。 岡本に近い消費選好をしている私は、思いっきり脱力してしまった記憶がある。 なぜ、今どき、ローンを組んでまでマンションを買うことが推奨できないのかについては、本書を読んでいただきたい。 もちろん、争点は、ローン終了時のマンション所有権の価値にある。 教育費については、公教育を活用しようという話にはなっている。独立できない子どもがいると、老後資金が増えるのでリスクであると述べているが、具体的な教育については、若干、イニシエーションについて触れている程度だった。 教育論者でもないし、子どもがまだ学校に通っているから、結論めいたことはかけないのかもしれない。将来は、岡本流の子育て話も聞いてみたいところだ。 個人的には、徴税のトリックを説明した「厚生年金保険料の会社負担分」「高額所得者の社会負担の逓減」が面白かった。税理士でもほとんどが気づいていないだろう。 新政府が保護したいとしている中産階級において、税負担が重くなっているという理屈と現実が見えてくる。 現状、思いっきり稼ぐか、非課税世帯になった方が社会負担が少ないということになる。 後半は、忙しいサラリーマン向け投資の一般解として、ETF投信が勧められている。 この関連で、個人事業主や1人会社の社長が40才、50才になったら検討してもいいかなと思われる年金商品が紹介されている。これは、お薦め(195p)。 ただ、岡本に対してイマイチ歯切れが悪いなぁと感じるのは、「金を残してどうするの?」ということ。 本書では一言、金に追われないで心に余裕ができ、いろいろ判断できるというように書かれている。 推測だが、彼はビジネス好きだから、そのためには心の余裕が不可欠。よって、無駄とも思える経費は削れというのではないだろうか。 事業主は、その判断の間違いによって、事業リスクを抱え込んで破産することがある。サラリーマンには、通常、その心配は無い。 そう考えると、岡本吏郎の貯蓄選好は、事業主にとっての「一般解」だが、サラリーマンにとっては「特殊解」のようにも感じられる。 それでも、「一般解」は、景気浮揚政策がもたらす、資本主義というシステム化された奴隷制度への誘惑に気づかせてくれることに変わりは無い。
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
内容は単純 あとは覚悟次第,
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レビュー対象商品: サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書) (新書)
「”人並み”という誰もが可もなく不可もないものとして目指す生活は、実は、あなたの貰っている給料では成り立たないレベルにある」(24頁)本書の主張は、上の一言に尽きていると言ってもいいだろう。 本書の薦めるお金サバイバル術は、非常に簡単で、「株式投資」「不動産投資」などに比べれば、元手資金も全くかからない。 しかも、やればやるほど、確実に効果はある。 ただし、実行するまでの精神的ハードルは、少し高い。 あとは、それぞれの人々の覚悟次第というところか。 私も、早速妻に読ませて、家計のお金防衛力を高めていきたいと思う。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
あまり参考にならない節約法,
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レビュー対象商品: サラリーマンのためのお金サバイバル術 家・車・保険、「人並み」な買い物が破滅を招く (朝日新書) (新書)
本書に書かれていることは基本的にまともである。特に前半で書かれている現代人の消費行動に対する批判はもっともだと思った。人並みの消費をやめることで、資本主義に踊らされないという主張には個人的に賛成である。無駄な消費をやめて貯金することが大事だという当たり前のことを言っているが、どうしてそれが大事かということを全編にわたって強調している。自分の消費行動を見直したい人や貯金したい人は本書を読むといいかもしれない。ただ、筆者の節約方法は余りにも極端だ。あたかも金を至上の価値と見なしているかのようだ。子供を焼肉屋に連れて行ったことがないというエピソードはさすがにあんまりなのではないか。ここまで金をケチると弊害の方が大きくなってしまう。また、家の建築を一部自分で行うというのも非現実的。なかなか筆者の節約法は参考にならない。また、本書の後半は前半とはうって変わって投資マニュアルと化している。この展開はちょっと不自然なのでは。しかも後半はかなり専門的な内容となっており、投資の入門者にとっては理解が難しい。
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