だと思います。
サヤ取りに必要な道具(玉帳、場帳、サヤグラフ)の作成から初めてリスク管理まで述べられていますので、これ一冊でサヤ取りをはじめるのに必要な知識・準備が整います。
といいたいところですが、投資経験があまりない方や商品先物のサヤ取りが始めての人、そもそもサヤ取りって何?という人が手にとっても一回で全てを把握するのは難しいと思います。
私はサヤ取りの経験は他であったのでサヤ取りの概念については理解していましたが、このようなサヤ取りに必要なツールyを用意していなかったこと、商品先物特有のサヤ取りの仕方に戸惑い、最初これを読んでもあまり理解できませんでした。
別冊で漫画形式のサヤ取り入門がありますのでそちらを読みました。
読んだ後、ツールを準備してしばらくトレードをしてから2度目に本書を読むと、よく理解できました。
特に本書で述べられている「びよ〜ん(サヤの急激な拡大・縮小)」やストップ高・安における転換ポイントや、最近では相場が変化してきたためかあまりきれいに出なくなったサヤの周期の説明は非常に参考になりました。
忠実にサヤ取りを再現していると思います。
ただ、事例が最近のものではなく、1990年代から2000年初期のものが多く、また上場廃止となった銘柄を扱っていたりしていて、その辺を考慮したうえで執筆していただけれたら良かったと思いました。
これからサヤ取りを始められる方に是非ともお勧めしたい一冊である。