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サム・ホーソーンの事件簿3 (創元推理文庫)
 
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サム・ホーソーンの事件簿3 (創元推理文庫) [文庫]

エドワード・D・ホック , 木村 二郎
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 903 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ピクニック中に突如駆け出し、川に転落した女性。一緒にいた夫も、何が起きたのかさっぱりわからないという。サム・ホーソーンも困惑した、不可解な死の真相とは?(「墓地のピクニックの謎」)。自殺した男は、町長を殺したと遺書で自白していた。だが、実際に謎の狙撃事件が起きたのは、その翌日のことなのだ!(「防音を施した親子室の謎」)。その他、難事件・怪事件が満載の第三集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

木村 二郎
翻訳家・ミステリー研究家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 411ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2004/9/10)
  • ISBN-10: 4488201059
  • ISBN-13: 978-4488201050
  • 発売日: 2004/9/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
アメリカの田舎町ノースモントと、サム・ホーソーン先生の周りでは、相も変わらず不思議な事件が目白押し。この町じゃ大変だろうと保安官に同情を覚えつつ、ホーソーン先生の鋭い推理が楽しめます。

と、好きな作家の好きなシリーズなのでほめたいところではありますが、『サム・ホーソーンの事件簿1、2』と比べると、全体的に小粒になったような・・・。短編のシリーズもの、ある程度のマンネリ化は仕方の無いことで、三冊目、初めて読んだときのような新鮮さを感じることができない、読みなれたということもあるのかもしれませんが、事件の不思議さ、トリックとその解決が絶妙だった『1、2』収録の作品に対し、あまりに事件の不思議さばかりにとらわれすぎているように感じられました。

巻末についている作品リストを見ると、まだまだホーソーン先生のシリーズは続いているようなので、次作以降はあの鋭い切れが戻っているといいなぁ。
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By APRICOT
形式:文庫
ニュー・イングランドの田舎町ノースモントの老医師サム・ホーソーンが、数々の不可能犯罪を解決した若かりし日々を回想する、シリーズ物の短編集。第3集の本書には、1930年から1935年までに起きた、12の事件が載せられている。

本書では、世界大恐慌による大不況が、片田舎のノースモントにも、じわじわ暗い影を落としている。フランクリン・ルーズヴェルトの大統領選出、禁酒法の廃止、トーキー映画館の開設などのトピックスも取り上げられている。また、サム先生の開業当時は、自動車を乗り回す事でちょっと浮いていたのに、約10年たった本書では、自動車が当たり前になっているのも興味深い。

第1集から第3集まで通して読んでいくと、アメリカの社会文化史、ノースモントの町の発達史、そしてサム先生の人生の移り変わりが描かれた、非常にゆるやかな流れの大河ドラマとしても楽しめる。多種多様なシリーズ/非シリーズ短編をバラバラに書いていながら、個々のシリーズではしっかりとした流れを構築しているとは、ホックは大した作家だと思う。また、推理パズルとしての1話1話は、第1&2集と比べると確かに落ちるが、それでも水準以上の出来なのはさすがである。

あとがきによると、サム先生のシリーズは65作あるという。ぜひ第4集以降もどんどん出してほしい。

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dogurin
形式:文庫
「怪盗ニック」シリーズといい、
この、「サム・ホーソーン」シリーズといい、
エドワード・ホックの短編集は、
『推理小説=謎解き』が全盛期だったころの雰囲気が楽しめる。
事件があり、手がかりがあり、謎解きにいたる。
登場人物の言動やら、なんてことはない風景描写やらに目をくばりつつ、
自分なりの推理を組み立てていくのは、
まさに推理小説の醍醐味。
しかるべき場所にパズルのピースがはまったような爽快感は、
短編集であるだけに、いっそう鮮やか。
また一方で、ホックの筆は登場人物たちの生を、
実にさりげなく、しかし丁寧に描写している。
陰惨な事件のリアルな描写、人生に疲れた主人公の再起の物語・・・という、
昨今主流になりつつある「てんこもりサスペンス」を読み続けたあとでは、一服の清涼剤のよう。


ただ、あとがきで登場人物のその後の顛末をばらしてしまうのはいかがなものかと。
あとがきはお読みにならないことを節にお勧めいたします。

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