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どの曲を聴いてもその完成度の高さに驚くが、
1stシングルの2は、そのイントロから最高。
7のような印象的な曲もすごく良い。
サビで、普通なら「これから盛り上がるぞっ」ってタイミングでも、
そこからサイケなコーラスが入ったりと、予想を裏切られる部分も多い。
ただ、この音が、癖になる。頭の芯にまで響くような…
かなり重量級の作品で、消化するまでには少し時間がかかるかもしれませんが、
消化してしまえば、こんなに美味しいアルバムも珍しいかも。
ここで聴けるのは
バンドっぽいライブ感と切ない心の叫び。
英国各地の田園地帯を転々とし
レコーディングの半分は
スコットランドで行われたという。
美しい自然に囲まれながら
故郷であるマンチェスターに
思いを馳せる。
変貌していく故郷に対する喪失感。
俯瞰で捉えながら、失われつつあるものに
惜別の想いを寄せる。
アルバム全体に漂うセンチメンタリズムは、
ダンサブルなビートでも
エモーショナルなアプローチにおいても
とても切ない。
そして、リラックスした印象を受ける。
トラディショナルなソングライティングと
エレクトロニック・サウンド、
バンド・サウンドが理想的に融合し
ナチュラルなサイケデリック感を生みだし
気負いのない叙情感を醸し出している。
ベテランバンドならではの
大らかなメランコリック。
壮大なスケール感。
素晴らしい作品だ。
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