幕末の高岡に生まれ、金沢で育った世界的化学者、発明家高峰譲吉の生涯を解説した本です。10歳の小学生「譲太郎」(ジョウ)が医師である父、高岡出身の母、高校生の兄、中学生の姉から、高峰博士の偉業やエピソードを聞かされる、という体裁で、実にわかりやすい、高峰博士入門書となっています。明治20年での国際結婚、渋沢栄一や益田孝などの大物財界人との関わり、日露戦争時のときのアメリカでの活躍、ワシントンやニューヨークに桜を植えた話、などなど、発明、化学的功績以外の部分も盛りだくさん。随所に貴重な写真、映画のシーンが取り込まれています。掉尾に参考文献の一覧もあります。