東郷平八郎と31人の提督の「書」とその解説。
指揮官の心は書にあらわれると思いました。
あとがきにある文章がこころにとまりました。
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真珠湾攻撃の立案は元を辿れば、日本海海戦の大勝利と、その勝因をいかに捉えたかに帰着する。もしも、日本海海戦が辛勝であったなら、参謀秋山真之中佐は、戦後、あれほど迷い悩むこともなく、未来のあるべき海軍像と参謀像を創り上げることに成功したであろう。さすれば、その後の海軍ひいては軍政・軍略のあるべき姿も確乎不動であり、天佑主義による日米開戦を引き起こさずにすんだことであろう。
「失敗は成功の因」とはよく知られた諺だが、逆もまた真であることを日本海海戦の未曾有の大勝利は示しているかもしれない。
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