私は著者の作品のファンで、一連の韓国分析ものも読んでいるので、
日本のマスコミ報道は殆ど信じていないが、一般的な人の韓国への
イメージと言えば、
・サムスン・LG・ヒュンダイ・ポスコなど輸出企業が絶好調
・UAE向けの原発受注でも日本を打ち負かし、日本の脅威になっている
みたいな「そのうち韓国に抜かれるんでは?」と言うイメージだと思い
ますが、本書はそうした見方を完全に覆してくれます。
大企業だけが栄えて、実際の韓国民の生活はどうなっているのか?本書
を読むと「資本主義社会の優等生」となった韓国の実態が良く分かります。
資本主義社会の優等生になったからと言って、国民の幸福度が上がる訳
ではない事が良く分かるはずです。
実際、本書の発売と前後して韓国の投資銀行が次々と営業停止に追い込ま
れています。実際の規模が小さいため、実体経済に与える影響がそれほど
大きくないとは言え、1か月で8つの銀行が営業停止になると言う事態は、
日本に当てはめてみると極めて異常としか思えません。(もっとも、この
ニュースも日本のマスコミ報道は極めて簡単にしか報道してませんが)
新聞・TVの報道が全てではないと言う事が、本書を読むとよーく分かります!
お勧めです。