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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読み終わるのがもったいない。,
By hinazo (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: サマーバケーションEP (単行本)
読むのが楽しくて、それでも読み終わってしまうのがもったいないような気持ちになったのは久しぶりです。自分の良く見知った場所ばかりで、情景が浮かびやすいというのもあったかもしれません。それにしても、どうして人はこんなにも水辺に引きつけられるのでしょうか。夏の陽を受けて、ゆっくりと流れる神田川を一緒に眺めて、また商店街や川縁を自転車で疾走するその風を一緒に感じて、いつまでもこんな夏休みを過ごしたいと思いました。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
とっても楽しく、とってもワクワクし、ちょっぴり悲しく、とってもうれしい物語。,
By モコ (千葉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: サマーバケーションEP (単行本)
人の顔を憶えられない僕がいます。永遠の夏休みを求めるウナさんがいます。死んでいるカネコさんがいます。始まります。3人の出会いから。それは、井の頭公園からです。海までの。夏の、冒険が。不思議な1人称で書かれるこの物語は、とても不思議な気持ちになれる物語で、とっても楽しく、とってもワクワクし、ちょっぴり悲しく、とってもうれしい物語。道中で偶然出会う人々との距離や会話の妙も心地よい。きっと、幸せってのは、こんなことなんだろうね、と思う入梅前。 ただただ、井の頭公園から海までの、1日ちょっとの冒険なのに、素敵に永い物語でもあり、幼さと純粋さを前面に押し出した視点と文体の影響もあるだろう、小学生のころの、永遠の限りある夏休みを体験できた気がする。そんなファンタジックな作品にもかかわらず、実際の地名(東京の三鷹市井の頭公園〜月島ふ頭まで)、駅名(神田川に沿った京王井の頭線の駅や山手線、総武線の駅など)、施設名(東京ドームシティや様々な公園、ひまわり橋などの橋の名前も)や、商品名(ガリガリくんやプレミアムチョコレートバーとか)がでてくるのでリアリティをもった作品にもなっている。知っている場所が出てくると、ちょっとうれしく、こんなにも「東京を歩きたい」と思ったのは初めてかもしれない。京王井の頭線沿線に住んでいる友人に勧めたいところだが、彼はきっと見ないだろうなぁ。間違いないっ(つか、このブログも見ないし。。)。「夜のピクニック」に似た雰囲気を持っており、おなじような気持ちを覚える、ロードムービーならぬ、、本の場合は、ロードブック??、、聞いたことないなぁ。。たぶん、冒険小説だなっ。 あと余談であるが、「あらあらかしこ。」に、なんだかグッときた。惚れてまうやろーっ。手紙の最後にこんな風に、しかもひらがなで書かれていたら、惚れてまうやろーっ。意味的には何てことないんだけども、なんだか、こう、グッと。Good。 で、タイトルの「EP」ってなんだろう。。??サマーバケーションエピソード?エントリーポイント?ホームに電話、というセリフがあったので、E.T.と関係あるのか??EPのPは、「Person」で「Extra Person」かなぁ、と思ったけど、そんな言葉ないし、訳しても「余分な人」とか「追加の人」とかだもんなぁ。。なんなんだろう。。ちなみにエピソードだとしたら「サマーバケーションのお話」で、エントリーポイントだと「サマーバケーションの入り口」。後者だと素敵だね。サマーバケーションは、まだ始まっちゃいねーよ。つまりこの話の終わりからが本当のサマーバケーションの始まり、といった感じかな。 サマーバケーションは、夏休みです。夏休み、こんにちは。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
もどかしさに光のあたるおぼろげなサマーバケーション,
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レビュー対象商品: サマーバケーションEP (単行本)
僕は海を目指す……井の頭公園で出会った相手の顔を見分けることのできない少年が、たくさんの大人と子どもと出会ったり別れたりしながら、川沿いを下っていく。 少年の視線で、淡々と描かれる物語はそれぞれの人との距離感が近すぎず、それでいて不安定で何か届かないもどかしさが残ります。 個人的にはそれぞれの登場人物の物語にもう少し深く接したいと感じました。
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