妙齢独身女子には恐怖の巻です。
今までも働く女たちの現実を赤裸々に描いてきたこの作品ですが、
それだけに、この巻で踏み込んだ、フィクションとしてはそう珍しくはない事件は
他の作品で同じ事件を描いたとしても到底及びきらないような
重い不安、というより恐怖を伴っています。
現実にはそうたくさんある事件ではないのですが、
たぶん妙齢独身女子ならば決して他人事とは思えないでしょう。
その事件によって展開する登場人物の選択の数々は
綺麗事なく率直に描かれていて、作品としては面白いと思うのですが、
今オチている妙齢独身女子には、浮上するまで読まないことをオススメいたします。
前半の、「少子化対策」の下りには爆笑しますが。
妙齢女子は、元気なときに読んでください。