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サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270)
 
 

サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) [新書]

春山 昇華
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

春山昇華・著/7刷・10万部を記録したベストセラー『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』の続編です。サブプライム問題が表面化し、世界経済を牽引するアメリカが不景気になる可能性が出てきています。そうなれば、世界不況になるかもしれないという憶測も飛び交っています。しかし、なぜ世界不況になるのか?そのカラクリを、金融業界で常に一線を張ってきたプロが、わかりやすい語り口で説明します。見やすい大きな文字と豊富な図版でその仕組みを解き明かします。

内容(「BOOK」データベースより)

絶対絶命のアメリカはどこからカネを集めるのか?未曾有の金融危機は世界史を変える。大ヒット『サブプライム問題とは何か』待望の続編。

登録情報

  • 新書: 223ページ
  • 出版社: 宝島社 (2008/4/9)
  • ISBN-10: 4796663096
  • ISBN-13: 978-4796663090
  • 発売日: 2008/4/9
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 自分の頭で現在の経済問題を考えたい人のための本, 2008/4/12
レビュー対象商品: サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (新書)
サブプライム後さまざまなローマ字の金融熟語が氾濫し、アカデミズムの論考も出始めては
いるが、一般の経済読み物レベルでは評論家(カリスマも専門外の実務家も)の手には負え
切れなくなっている(果ては「なかった」や、「陰謀」や「反欧米論」にすり替わってしまった)
その中で信頼できる数少ない例外が厳しいブログ界でも鍛えられた著者による本書である。
証券化の問題点、モノライン、SWF、レバレッジバブル等について、図解を交えて、専門
家でなくても理解できる(やさしくはないかもしれないが)、これ以上は譲れないギリギリ
のレベルで明快かつ簡潔な解説が与えられている。
この分野を自分の頭で考えたい、すべての人にお勧めしたい。
(最後の2章については異論も出ようが)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 サブプライムローン問題を軸に、世界経済の大きな潮流の変化をわかりやすく解説, 2008/5/21
By 
FreshAir - レビューをすべて見る
(トップ10レビュアー)    (殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (新書)
「20世紀は、グローバリゼーションが経済、企業を変えた。21世紀は、グローバリゼーションが政治のリーダーシップのあり方を変えるだろう」。

本書では、サブプライムローンについての説明に多くを割いている。その解説は、新聞や雑誌だけでは断片的にしかわからなかったことを、背景からしっかり解き明かしてくれていてとてもわかりやすい。だが、本書を薦める一番の理由は、それだけではない。さらに筆者は、サブプライムローン問題を軸に、複雑な経済構造の変化や問題点を解説しながら、世界経済の大きな潮流と現在進んでいる変化について、わかりやすく読者に示してくれる。コンパクトな見た目以上に、優れた著作である。

「外圧にいわれるままに、自由化を実施した日本の金融自由化が何をもたらしたか。中国は、日本の失われた13年に学んだのだ」。お金の流れという視点からみた中国の動向に関する分析と解説は明快で説得力がある。また、日本人にはもうひとつまだ具体像が理解しにくい、肥大化するイスラム金融の解説とそれが世界経済に及ぼしつつある影響についても丁寧に説明してくれている。当然、日本の将来にも客観的な比較分析を行い、その将来についての提言を行っている。

世界経済の将来については、いろいろな仮説が可能であり、著者の考えだけをそのまま全面的に受け入れる必要はない。規模を拡大するEUについてはほとんど論じられていないし、中国と中東の扱いに比べて他の資源大国(ロシア、ブラジル、カナダ、オーストラリア)についての言及が少ない。食糧問題や資源の争奪戦が将来の世界経済の動向に及ぼす影響についてはあまり考えられていない。そもそも自由を知っている国の人たちが、経済力だけで中国やイスラム圏の覇権に従うということは考えられない。著者が歴史上の例として挙げているローマ帝国も、イギリスも、アメリカも、その経済発展は市民権の確立と密接な関係があったのだ。ただ、良い本というのは得てしてそういうものだが、読み終わってもいろいろ考えさせられるところが多く、参考になった。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 リスクはどのように拡散されていったのか, 2008/4/26
By 
至高の豚 (激怒と爆笑の間) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (新書)
銀行は、サブプライムローンを集め、一つの「証券」とする。
それをモノライン保険会社が保証することにより、「証券」はトリプルAの格付を得る。

ヘッジファンド等の投資家は、トリプルAで利回りが高いというだけで、自ら「証券」の
リスクを評価することなく購入する。

購入した投資家は、利益を確定するため、それを再度「証券」化し転売する。

その先には全く「証券」のリスクなど、評価しようもない投資家がつながっている。

この本は、このようにサブプライムのリスクが、見えなくなりながら、世界に拡散されて行く
様子を、見事に描き出している。

前作が、サブプライムの「貸付」の問題を、主に取り扱ったのに対し
本作は、サブプライムの「証券化」の問題を、より深く説明したものとなっている。

前作とダブる部分もありますが、基本的には上下巻と見て、2冊買ってもよいと思います。
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