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サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書)
 
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サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む (ちくま新書) [新書]

鈴木 謙介
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

生き方のルールが変わった!
「闘い続けること」を求める新自由主義。
そのルーツをたどり、生き延びるための術を探究する。

内容(「BOOK」データベースより)

生き方のルールが変わった。個人の「能力」が評価軸の中心となった。だがそれは激しい競争へと私たちを駆り立て、マッチョであることを要求する。こうした新自由主義のモードが「サブカル社会ニッポン」を覆い、さまざまな「ねじれ」を生んでいる。ネット先進国たる韓国、米国の事例をも取り上げ、新自由主義がいかなるルーツを持っているのか、これに対抗しうる拠点はないのか、サブカルの可能性を見据えつつ、深く鋭く迫る。

登録情報

  • 新書: 238ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/10)
  • ISBN-10: 4480064540
  • ISBN-13: 978-4480064547
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 35,613位 (本のベストセラーを見る)
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22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 本書の内容は、著者の定義するところの「新自由主義」な思想に
現代は侵されており、それをサブカルによって克服しよう!というような
内容である。

 のだが、立論が適当としか思えないというか、言葉の使い方が意図的なのか?
と思うほど、曖昧かつ自由というか、何か明示されていない大前提を元に本書の
内容は論じられているような気がする。

 タイトルの「新自由主義」なるもの自体も定義が曖昧で、新自由主義なるものは既得権と
いうものに対するスタンスが特徴で、それがどのような理由において発生しているか、という
ような説明や定義付けはなされるものの、実際に提示された具体例が、前段の説明や定義
とは異なっている…少なくとも、同様のものであると断じ得る根拠は薄弱と感じた。

 そういうわけで私にはもはや、既得権に反感を覚えるもの=新自由主義者位の理解しかしよう
がなく、それならそれで別段構わないのだが、著者の定義づけでは明らかに狭い範囲の人間や
思想を示唆しているのでワケが解からない。
このレビューは参考になりましたか?
44 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 若手の社会学者によるサブカル論、いや、格差論というべきか。どういうロジックでこの2つのテーマを結ぶのか興味があったが、要約すれば、
・既得権への挑戦は結局強者と弱者と言う画一的価値観の域を出ないものだ。
・それを防ぐのは、ジモト的価値観やサブカル的スタンスだろう。
というマルチチュード的流れ。それなりに面白く読めた。
 が、右から左までの論文を引っ張り出しているため、そもそも新自由主義の定義が非常に曖昧。ほとんど全ての改革が“新自由主義”とされたら立つ瀬がない。くわえて、後半の論議は一気に社会学ヲタクっぽさが全開で、相当読み手を選ぶと思う。サブタイの方に惹かれて手に取った人はついていけないのではないか。まあ若いので期待を混めて座布団四枚。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By RYSK
形式:新書
1・2章では日本の広義での新自由主義の歴史を紐解いていき既得権批判の構造を明らかにしていく。また、韓国の事情と比較したりと新自由主義についての知識・データの羅列が延々と続く・・・のだが、1・2章がまるで教科書や資料を読んでるようで疲れる。
三章になってようやくサブカルを相互承認の場、もしくは声をあげる足場として利用しようという筆者の主張が見えてくるのだが、そんなに斬新な主張とは思えないような。
出てくる具体例もニコニコ動画とかで乏しいし・・・。
新書なんだから、もっと初学者向けでひとつの読み物として面白いと思わせるよう工夫するべきだったのでは。

新自由主義について詳しくなりたい人は、1・2章を。そして1・2章を読んでて「結局何が言いたいんだ」と投げ出したくなった人は、飛ばして3章から読んでみることをオススメしたい。
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