内容(「CDジャーナル」データベースより)
トップ・フュージョン・ギタリストとして活躍するラリー・カールトンのブルース・プロジェクト。自己のルーツに根差したブルージーなギター・サウンドが全編を覆う。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
フュージョン・ギターの歴史を築いてきたスーパー・ヒーローが、10年ぶりに原点回帰とも言うべき本格的なブルース・プロジェクトに挑戦。最近はフォープレイのみならず、ソロ作でもスムース・ジャズへの傾倒が顕著だったが、やはりこの人には苦みばしったブルースがよく似合う。10年前に参加したその筋のプロ三人を引き続き起用、さらにブラス・セクションを加えてアンサンブルを拡大することで、説得力が増した。ゴージャスで迫力のあるサウンドは、意外にもエンタテインメント性にあふれ、一般リスナーにも十分アピールする内容。全篇オリジナルにこだわることで、この人にしか作り出せないブルー・アイド・ブルースの美学を追求した。シグニチャー・ソング「ルーム335」のブルース版という演出も心憎い。アーシーでファンキーなのに、彼のブルース・ギターは、泥にまみれぬ白鳥のように高貴で優美だ。彼の手にかかれば、濁った泥沼(ブルース)もサファイア色の輝きを取り戻すのかもしれない。 (工藤由美) --- 2003年07月号