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サバイバル登山家
 
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サバイバル登山家 [単行本]

服部 文祥
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「生きようとする自分を経験すること、僕の登山のオリジナルは今でもそこにある。絶対的な経験の先にある感情の起伏にこそ、心を物理的に動かしてゆく力がある」。
ハットリ・ブンショウ。36歳。サバイバル登山家。フリークライミング、沢登り、山スキー、アルパインクライミングからヒマラヤの高所登山まで、オールラウンドに登山を追求してきた若き登山家は、いつしか登山道具を捨て、自分の身体能力だけを頼りに山をめざす。
「生命体としてなまなましく生きたい」から、食料も燃料もテントも持たず、ケモノのように一人で奥深い山へ分け入る。南アルプスや日高山脈では岩魚や山菜で食いつなぎ、冬の黒部では豪雪と格闘し、大自然のなかで生き残る手応えをつかんでいく。 「自然に対してフェアに」という真摯な登山思想と、ユニークな山行記が躍動する、鮮烈な山岳ノンフィクション。
「彼の本能むき出しのような行動のなかに、人が山に向かう理由とそのヒントが隠されている気がしてならない。(…)この本を読むと、人間もあくまで動物の一員であるというあたりまえの真実を、思い知らされるにちがいない」序文・山野井泰史。

内容(「BOOK」データベースより)

「生きようとする自分を経験すること、僕の登山のオリジナルは今でもそこにある」ハットリ・ブンショウ。36歳。サバイバル登山家。フリークライミング、沢登り、山スキー、アルパインクライミングからヒマラヤの高所登山まで、オールラウンドに登山を追求してきた若き登山家は、いつしか登山道具を捨て、自分の身体能力だけを頼りに山をめざす。「生命体としてなまなましく生きたい」から、食料も燃料もテントも持たず、ケモノのように一人で奥深い山へと分け入る。南アルプスや日高山脈では岩魚や山菜で食いつなぎ、冬の黒部では豪雪と格闘し、大自然のなかで生き残る手応えをつかんでいく。「自然に対してフェアに」という真摯な登山思想と、ユニークな山行記が躍動する。鮮烈な山岳ノンフィクション。

登録情報

  • 単行本: 257ページ
  • 出版社: みすず書房 (2006/06)
  • ISBN-10: 4622072203
  • ISBN-13: 978-4622072201
  • 発売日: 2006/06
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TOK VINE™ メンバー
形式:単行本
タイトルとカバー絵に惹かれて購入したが、正直少々期待外れであった。
前半の部分での著者のサバイバル登山に対する姿勢や装備について言及してあったので参考にもなり楽しく読めたが、メインの日高登山から後半以降のパートは単に自身の登山、野外活動を時系列に綴ったものであって、他の山岳系の読み物と変わらないものとなってしまっていた。
特に目新しいこともなく、淡々と話が進んでいく。
ただ、本書を通して色々な場面で、空腹の余り他人の食物に目がいったり、思わず他人の親切を当てにする記述が見られる。
そのことに関しては、タイトルとは裏腹に「結局は人・物に頼るのかよ」という見方あるが、一方で追い詰められた人間の動物としての本能の部分が色濃く出ている部分と見てとることもできると思った。
せっかくサバイバル登山というタイトルをつけていて、前半では正にサバイバルについて言及しているのだから、本書全体を通してサバイバルに照準を当てて綴って欲しいと思った。
結局、読み終えた後では、サバイバル登山というものの神髄がよく見えず、著者自身の登山日記に終始してしまっているかのような印象を持ってしまい、どうも後読感が良くなかった。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ib_pata VINE™ メンバー
形式:単行本
 《気がついたら普通だった。それが僕らの世代の思春期の漠然として重大な悩みである。おいしい食べ物や暖かい布団があり、平和で清潔だった。そして僕らはいてもいなくてもかまわなかった》(p.25)《環境が満ち足りているのに、何もできないというのは恐ろしい。それはダイレクトに無能を証明するからだ。少なくとも旧い世代が思うほど僕らの世代は楽じゃない、と僕は思う》(p.28)。なんてあたりはいいですね。率直で。若書きの良さが出ています。p.35のフリークライミングの思想を語るところなど「ちょっと美化しすぎだし、違うと思うぜ」といいたくなるような部分もあるのですが、それでも全部をひっくるめてイイです。

 人によっては自傷行為にも感じるようなハットリ・ブンショウさんのサバイバル登山記は、ハッとするような美しい機能美あふれた行動の記録が満ちあふれています。たき火の算段の仕方など、実際にやってみたくなるような、その行為自体が生命感に満ちていますし、なんといっても現地調達を基本とする食料の核となる岩魚釣り!空腹に耐えて釣りあげ、自分で起したたき火であぶった岩魚の味!

《岩魚を一匹だけ焼いて食べた。泣き出したくなるほど旨かった》(p.56)なんてあたりは感動しました。
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25 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:単行本
著者が内に秘めた情熱をそのままぶつけた、筆圧の高そうな字で書かれた文章(実際はパソコンだったのだろうが)によって綴られる登攀の様子が具体的なイメージを持って私の中に飛び込んでくる。

同時に「僕は何故山に登るのか」「登山とは何か」といった著者の思想や哲学についても熱く綴られている。その答えが「自然に対してフェアに」になり、その手段が「サバイバル登山」となるのだが、それを他人に押し付けるようなことはしない。あくまで、自分のこと、としている。そして、その考えに縛られ視野を狭くするようなこともしない。著者は本質的には求道者なのかもしれないが、あくまで明るく、悲愴感は微塵も感じられない。

著者の登山家としての評価や、サバイバル登山に対する評価、また、ここに収められた登攀記録に対する登山家達の評価を私は全く知らないが、彼は登山という行為自体を真剣に考え、そして楽しんできた人物なのだろう。

久しぶりに“熱い本”に出会ったような気がする。登山を知らない人にもお勧め。
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最近のカスタマーレビュー
学ぶところあります。
服部さんの足元にも及ばないツーリングキャンパーですが、野営や釣りのシーン等は参考になる記述があって、マーカーを引きたくなった箇所も。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: Dita
つまらない
サバイバルも登山も文章もレベルが低いのに、自意識だけが高い。せめて何かないと、読むに値しない。彼の著作3冊まとめて買ってしまいました。失敗。
投稿日: 4か月前 投稿者: 吟遊主人
繊細さと正直さと情熱と
 表紙の写真から、一人称は「俺」かと思っていましたが「僕」でした。
 繊細な文章で揺れる内面も綴られています。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 横岩良太
本書、続編、3冊目を読んでの感想
山の中で自給自足で生きられるか?ということに
興味を持っていた時に見つけたので読んでみました。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: kuma
ギラギラが嫌になった
サバイバルと聞いて読み始めたが、最初の20ページまでくらいだろうか?
なんだか
「俺はこんなにワイルドだぜ!」... 続きを読む
投稿日: 2009/12/17 投稿者: 宙
この文章の迫力
冒頭の知床全山縦走記の迫力に、いきなり圧倒される。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/8 投稿者: 樹氷
不自然
著者は「自然と対等に…」という
意図なのでしょうが、正直かなり
゙不自然"に感じました。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/12 投稿者: ひごぐりーん
なんちゃってサバイバル?
登山は、ハイキングレベルでももう20年近くやっていないのに、表紙とタイトルに引っかかって買ってしまいました(あとがきにその辺りの経緯が書いてありました)。続きを読む
投稿日: 2008/7/25 投稿者: SEOUL EATER
極限への挑戦
食料を持たず、すべて現地調達するという無謀ともいえる登山の極限状態を記録したノンフィクションである。当然さまざまの問題にぶつかるが同時に楽しいことにも相当数遭遇す... 続きを読む
投稿日: 2008/7/20 投稿者: 寺重源三
タイトルがあたりですね
元へたれビギナー登山家のわたしにとってはかなり強い衝撃を与えてくれた1冊です。登山にはいろいろなタイプがあります。シェルパに荷物を運んでもらって、それこそありとあ... 続きを読む
投稿日: 2008/1/20 投稿者: けんけんさん
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