日々の何気ないところから、意外な線へと結びつける。
それは決して不自然なものではなく
「ああ、なるほど」と思えるものばかり。
日常生活で使われない不思議な感覚を心地よく刺激してくれる。
4コマ漫画で、各話完結型。どのページから開いても
サナギさんワールドが展開される。
1巻から留まることを知らないその不思議な世界観は
最終巻である本巻まで一貫されていた。
そして、何か突飛なエピソードで〆るというわけではなく、
ごくごくありふれた日常が今日も過ぎ去るという最終話。
でも、どこかせつなさと同時に温かさも感じられる。
表紙もそれを見事体現している。
サナギさんは、数多に存在する漫画でも見事な作品といわざるを得ない。
サナギさんやその友達に会えないと思うとちょっとさみしいが、
同じ流れをくんだ新作
12月生まれの少年が
サナギさんDNAを受け継いだ良作。こちらもぜひチェックしてほしい。