「サッカーがうまくなる第一歩は、ボールをたくさん蹴ること。そして、サッカーを知ろうと努力すること」。
サッカー戦術の基本を、個人レベルからやさしく説明した本。イラストが多く、わかりやすい。しかも、ポイントがきれいに整理されている。中学生でも十分読めると思う。そして何より、「なぜそうしなければならないのか」を、丁寧に説明してある点が良い。すなわち、なぜボールを取られたらとられたらその選手がすぐ取り返しに行った方がいいのか、ゾーンとマンマークの違いや使い分け、最終ラインとGKの間を狙うのはなぜか、間合いとは何か、クリアしたあとすぐにラインを上げた方がいいのはなぜか、といったような基本的なセオリーに対して、いちいち理屈を理解してもらうところに配慮して書かれてあることである。適時、有名な選手やチームが随所に引き合いに出されているので、具体的な応用例をイメージしやすい。
全体で70のTipsになっており、それを以下の6つの章に分けた構成になっている。
STAGE_01 個人戦術「攻撃〜Attack〜」
STAGE_02 個人戦術「守備〜Charge〜」
STAGE_03 グループ戦術「攻撃〜Strategy〜」
STAGE_04 グループ戦術「守備〜Discipline〜」
STAGE_05 チーム戦術「システム〜System〜」
STAGE_06 チーム戦術「セットプレー〜Set-piece〜」
ごく基本的な内容が中心なので、すでにサッカーについて一定の知識がある人には退屈かもしれない。尚、章ごとに戦術に関する簡単なコラムが入っている。