確かに、どんなチームであれ育成年代の指導者に必要な3つのポイントは日本の指導者にとって重要なことだと思います。現在は、このような指導法を取り入れている指導者も増えていることでしょう。しかし、選手のレベルや目標、集団の特徴や時々の状況に応じて指導法はいろいろある訳で、これが絶対に正しいなんてものはありません。また、全国レベルのチームを指導する方は全てこのような指導をしており、こうでなくてはならないと誤解を招くような表現が多く見られます。精神的に未熟である育成年代だからこそ、一筋縄ではいかないこともあり、例えばこのような指導法を取り入れながらもメンタリティを鍛えるために、怒鳴ったり厳しく接することも必要なのではないでしょうか。さらに、ここに出てくる指導者の方々も、決して書かれている指導法だけで結果を残したわけでないと察します。
とても魅力的なタイトルなだけに知りたいと思われる方も多いでしょうし、参考になることも多々あります。しかし、「育成年代」の取り扱いが曖昧で、対象としている指導者やご父兄の誤解を招くのではないかと思わざるを得ない内容でした。