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サッカーボールの音が聞こえる―ブラインドサッカー・ストーリー
 
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サッカーボールの音が聞こえる―ブラインドサッカー・ストーリー [単行本]

平山 讓
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ワールドカップ出場を目前で逃した「ドーハの悲劇」に泣き崩れ、フランス大会行きを決めた「ジョホールバルの歓喜」は現地で味わった。そんな、サッカーだけが生きがいの若者が、緑内障を宣告され失明してしまう。絶望の底にいた彼に希望を与えたのは、鈴が入ったボールを追うブラインドサッカーとの出会いだった―。全サッカーファンに捧げる感動ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平山 讓
1968年東京都生まれ。出版社勤務ののち著述に専念。原作・脚本を手掛けた『ありがとう』(講談社文庫)が映画化、『ファイブ』(幻冬舎文庫)がNHKにてドラマ化される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/7/15)
  • ISBN-10: 4103003723
  • ISBN-13: 978-4103003724
  • 発売日: 2010/7/15
  • 商品の寸法: 19.4 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
この小説を手に取った時、ハンディを克服していく感動物語だろうという思いが頭の隅にありました。しかし違います。サッカーを通した情熱や友情。ドーハの悲劇からワールドカップ出場まで、日本サッカーに寄り添うように描かれる主人公の成長は、同時代のサッカーファンにはとくに共感できるはずです。ブラインドサッカーも同じようにエキサイティングなんです。
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形式:単行本
この作品の要点は、著者のあとがきに記されていると思う。

「未来へと一歩を踏みだしてゆくとき、人には、希望が欠かせない。ゆえに、希望を奪われることほど酷いことはなく、希望を与えられることほど尊いことはない」

「サッカーボールの音が聞こえる」は、目の見えない人がプレーするサッカー・ブラインド・サッカーを取り扱っている。ただし、ブラインド・サッカーという競技そのものについて書いているわけではない。

主人公として登場する石井宏幸氏にとって、一般のサッカーやブラインドサッカーが「希望」となる物語である。

目を患い、満足に学校に通えず、鬱々としていた一人の青年・石井宏幸氏が、W杯予選のサッカー観戦を通じて視野を広げる。友人をつくることもでき、将来やってみたいこと、夢も描きはじめる。サッカーが、それまでの世界から、より広い世界へと、彼を連れだした。
その矢先、病が悪化し、全盲に。
しかし、今度は、ブラインドサッカーが、彼の心を開いた。

希望となるものに出会うこと、それが人生を変えるし、人生を豊かなものにする。
この作品は、そんな一例を示している。

欲をいえば、石井氏以外の視覚障害者の選手や、ブラインドサッカーをサポートしている人たちについて、もう少し読みたかった。
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熱い気持ち 2010/8/24
By ひで
形式:単行本
ブラインドサッカー。視覚を失った人たちによるサッカーをここまで忠実に描写した作品がこれまであっただろうか。まだまだ日本には本当の意味でスポーツが浸透しているとは言えない。ヨーロッパのスポーツ文化に追いつく日は遠い。しかし、その中でも自分たちの力でもがいて扉を開く人たちがいる。そんな熱い気持ちを久しぶりに感じた本だった。
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