私は、特別サッカーが好きなわけではない。
むしろ、スポーツとは無縁の生活をおくっている。
しかし、この本は、特別。
サッカーボーイズ第三弾を書店で見たとき、まず表紙に惹かれた。
青いユニフォームの少年の顔が、私をまっすぐ見ているような、不思議な感覚に陥った。
読み進めていくと、丁寧な心理描写に心を奪われる。
彼らは、誰一人として、サッカーを説明するだけにいるのではなっかった。
彼らは、物語を進めるためだけの、駒でもない。
彼らは、「本の中」という架空の世界で呼吸をしている。
乾いた本の中で、砂まみれ、泥だらけになりながら、戦っている。
そんな感覚に陥る。
サッカーが好きな人には、少し物足りないかもしれませんが、サッカーに嫌気がさした人、大好きだった人に読んでもらいたい。
また、なんとなく毎日を生きてる人、やりたいことが見つからない人、大好きだったものをあきらめかけている人に、読んでもらいたい。
この作品を読むと、きっと元気になれますよ。ホントです。