サッカーは、ただ人びとの熱狂という単一の経験を生み出すのではない。近代から現代にいたる歴史のなかで、ヨーロッパ、アフリカ、アジアというそれぞれの場所において、サッカーは人びとの文化的アイデンティティ形成や、植民地/被植民地的社会構造と結びついてきた。本書は、ファン文化やチームのパフォーマンスといったサッカーの諸実践・経験を通じて「私たち」の感覚が練り上げられるプロセスに着目し、そのなかで両義性を孕みながら節合される美学と政治学をスリリングに読み解いていく。
カルチュラル・スタディーズによるサッカー研究の実践。
登録情報
|
|
|
|