付録DVDに興味津津でした。主題歌3曲を、田中公平さんがどのようにどんな気持ちで作曲したかを、詳しく解説してもらえます。コードとかピアノ専門用語も出てきますが、素人でも何となく理解できたし、作曲っていってもいきなりメロディが閃くわけではなく、こうやって作っていくんだなあと勉強になりました。海外留学もしたエリート作曲家の具体性のある解説なので、サクラに興味ない人でも作曲家志望の人なら買ってみる価値あるかも。
あとは「1」「2」「3」「5」「熱き血潮」からのアニメムービー集だけど、今さらって感じ。大体、本の内容からしてコアなファン向けなのに、コアなファンが今さらこんなの観たがるかって話。感動を思い出させたいのであれば、各キャラのエンディングを含め、クライマックスのいいところのムービーを収録すべきだった。前半の、キャラ登場時のムービーばかりだし、容量も3GBちょうどだし、片面一層でもあと1GB強入るのだから、どうせなら容量ぎりぎりまでムービーを入れてくれないと。
こんなのに容量使うくらいなら、田中公平さんの作曲エピソードのエンディング曲編とかのほうがよかった。
本の内容はネタバレありまくりだから、やっぱり1〜5をクリアしたファン向け。あくまでナンバリングタイトルのファンブックって感じで、「ミステリアス巴里」や「君あるがため」などの資料はないです。
広井さん×浜村弘一さんの対談を始め、あかほりさん、田中さんの開発秘話は非常に興味深く、思わずニヤっとしながら読めたし、ヒロイン三人の声優さん(横山さん、日高さん、小林さん)達の思い出話はすごく楽しく読めました。田中さんの作曲エピソードもよかったけど、やっぱりここ(声優さん3人の思い出話)を映像化してほしかった。かなり残念。
おなじみ帝都日報という新聞形式のストーリーダイジェストや、キャラ紹介やブロマイド一覧、光武やスターや敵機などの開発段階の精密なイラストなど、資料的なところは完備してる。特に26ページからの「サクラ大戦前夜」が面白い。「1」の開発初期の設定が、カンナの名前が全然違ってたり、ラストバトルで花組が衛星を破壊するために宇宙へ飛んだり製品版とぜんぜん違っていて、こんなのもプレイしたかったなと思うくらい面白かったです。
イラスト集的な楽しみはほとんどありません。松原さんの書き下ろしは表紙のみ。いくらファンでも、ちょっと値段高いのでやっぱり星5つにはできません。