「新刊が出た!!」と、飛び跳ねるように喜んですぐに読み始めました。
前巻は、素直に続きが気になるようないい終わり方をいていたので、当然4巻はその続きを描いたものだと思っていました。
しかし、今回はなんと短編集!「あれ?」と困惑を隠しきれず、正直なところ少し落胆に近い気持ちを持ったりしてしまいました。「期待していたものとはちがう…」といった感じですね。
けれど読み進めていくと、なんと!
とてもおもしろい…。本編の物語をより鮮やかに彩るための話や登場人物たちをより魅力的に魅せるための話、これから重要な意味をもつであろう人とのちょっとした出会い。どれもこれもなくてはならないような話であり、今まで本書を読んできたひとであれば、本当におもしろいと思えるような、『サクラダリセット』という作品が持っている魅力が詰まった話ばかりでした。
改めて、いい作品だなぁ、と思えました。
これまでの『サクラダリセット』を読んで少しでも楽しめたひとであれば、「短編集だからなぁ…」といって読むのをためらう理由はどこにもありませんよ。ぜひぜひ、手にとってみてください。
個人的には、最後の、「ザ・スニーカー」2009年6月号に載っていたという『サクラダリセット』とは無関係の短編「ホワイトパズル」もなかなかにGoodでした!!