このPC-9801時代のようなグラフィックは発売前から判っていたし、それでもDSで発売するのだから、システムにはかなりの自信があるに違いない!サクセスはシステム面白いゲーム多いし!
という、「ゲームはシステムで買う派」の私の期待を見事にすり抜けてくれたゲームです。どうにか褒めてあげたかったけれど、褒められる点があまりにも無い。
システムはありきたりのタクティクスSRPG。高低差の概念も無ければ、ターン制に工夫もなく、SRPG創生期の古い作り。ゲームバランスも良いとは云えず、序盤から相当数の敵ユニットが居る、など1ゲームに時間がかかる作り。
ストーリーは紙芝居型で、特に深みは無し。80年代の美少女ハーレムゲームのストーリーの印象を受ける。
グラフィックは戦闘、ストーリー、共にショボショボ。キャライラストが未熟なのは目を潰れるとしても、戦闘中のキャラが、主人公キャラですら専用グラフィックがないのは、戴けなさ過ぎる。
サウンドは良くもなく悪くもなく。ただ、ターンスタートのサイン音が冗長で耳に障る。声優さんはいい仕事してるなぁ、と思ったが。
ユーザビリティは結構悪め。セーブ完了の音も表示もない点。装備を変更する際にステータスの比較が出来ない点。など、細かな「行き届いてない感」を感じさせられる。
同人ゲームとして売ったら、そこそこイケたかも。
申し訳ないが商業ゲームとしては厳しい評価をせざるを得ない。