内容(「BOOK」データベースより)
幸福なときが正しくて不幸なときは間違っている―破滅するのは私の自由です。フランソワーズ・サガン。十八歳で『悲しみよこんにちは』を出版し、鮮烈にデビュー。世界的な名声と莫大な印税、洒落たライフスタイル、スポーツカーと大事故、二度の結婚と離婚、ウイスキーと薬物依存、ギャンブルと経済的困窮、そして生涯を捧げた文学への愛。類まれな文学的才能と絶対知性で、エレガントにものごとの本質をつき、偽善のない言葉で人生の真実に迫る「サガン哲学」。サガンの名言・名文たっぷり、優しき香りただよう一冊。
著者からのコメント
私はサガンが好きだ。彼女のまなざしが、そして彼女の言葉がとても好きだ。
サガンの言葉は、恋愛観にしても幸福感にしても、そのあたりによくある聞き慣れた言葉とは、まったく違う。違う角度から光が当てられていて、それは一瞬ぎくりとさせられたりもするけれど、その後で、気づかされる。考えさせられる。深く、心に残る何かがある。そして、まったく説教臭くない。
サガン本人が説教、道徳律、慣習などを嫌っているのだから当然だし、さらに言えば、破天荒な人生を走っているのだから説教は似合わない。説教臭ゼロで、サガンはじつにエレガントにものごとの本質をつく。そしてその類まれな文学的才能で人間の真実を、鋭く、繊細に、美しい言葉で描きだす。
その言葉には嘘がなく、人生についての根本的な問いかけがある。サガン独特の生き方があらわれている。
それは「サガン哲学」と呼ぶべき水準のものだと私は思う。
(「序章」より抜粋)
サガンの言葉は、恋愛観にしても幸福感にしても、そのあたりによくある聞き慣れた言葉とは、まったく違う。違う角度から光が当てられていて、それは一瞬ぎくりとさせられたりもするけれど、その後で、気づかされる。考えさせられる。深く、心に残る何かがある。そして、まったく説教臭くない。
サガン本人が説教、道徳律、慣習などを嫌っているのだから当然だし、さらに言えば、破天荒な人生を走っているのだから説教は似合わない。説教臭ゼロで、サガンはじつにエレガントにものごとの本質をつく。そしてその類まれな文学的才能で人間の真実を、鋭く、繊細に、美しい言葉で描きだす。
その言葉には嘘がなく、人生についての根本的な問いかけがある。サガン独特の生き方があらわれている。
それは「サガン哲学」と呼ぶべき水準のものだと私は思う。
(「序章」より抜粋)
*サブタイトルでもある「破滅を受け入れる女のエレガンス」。この言葉にこめた、『サガンという生き方』。
欲している人、求めている人、探している人のもとへ届けられたなら、こんなに嬉しいことはありません。(2010年10月8日 山口路子)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山口 路子
1966年東京生まれ。大学卒業後世界史講師を経て92年にアートサロン「時間旅行」設立、レクチャーや美術展の企画等を行う。活動休止後2001年に軽井沢に移住。講演テーマは「表現者として生きた女性」「画家とモデルの情熱恋愛」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1966年東京生まれ。大学卒業後世界史講師を経て92年にアートサロン「時間旅行」設立、レクチャーや美術展の企画等を行う。活動休止後2001年に軽井沢に移住。講演テーマは「表現者として生きた女性」「画家とモデルの情熱恋愛」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)