*サブタイトルでもある「破滅を受け入れる女のエレガンス」。この言葉にこめた、『サガンという生き方』。
欲している人、求めている人、探している人のもとへ届けられたなら、こんなに嬉しいことはありません。(2010年10月8日 山口路子)
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5つ星のうち 2.0
著者がサガンに心酔しすぎ,
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レビュー対象商品: サガンという生き方 (新人物往来社文庫) (文庫)
著者がサガンに深く心酔しているということはよく分かった。しかし、サガンの負の側面、例えば麻薬中毒であった点など、 そういった負の側面まで擁護し、肯定的にとらえるというのは一体どうなのだろうか? 他者から生き方を学ぶ際に必要なのは、 その生き方に心酔したりマネすることではなくて、 客観的な視点から、ときには反面教師的に学ぶことだと思うので、 著者があまりに心酔しすぎているのがいささかうんざりだった。 また、『フィガロブックス サガン 疾走する生』からの引用が多いのも気になった。 個人的には、本書よりも『フィガロブックス〜』をお勧めする。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
サガン、そして山口路子という生き方,
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レビュー対象商品: サガンという生き方 (新人物往来社文庫) (文庫)
以前、図書館でたまたま目にした本が、山口路子著「ミューズの恋 画家に愛されたモデルたち」だった。かねてより画家とモデルの関係というものに密かな興味を抱いていたが、それに応えてくれる本に 出合あわなかったので、とても興味深く読み、著者の名が記憶された。 そして今回、偶然にも本屋で発見したこの本・・・正直、サガンなんて女性の読む恋愛小説と 思っていたが、山口氏著ゆえに買って読んだ。素晴らしい内容だった。 まず、サガンに対する勝手な思い込みが払拭された。引用されたサガンのことば一つ一つが自分と 重ね合わせて納得できた。でもそれはひとえに、サガンを深く愛する山口氏のすぐれた構成と文章力の おかげである。読みやすいのに深く引き込まれていくのは、サガンへの共鳴と理解そして愛を語りながら、 山口氏自らの批評精神と人生観を織り込んでいたからではなかろうか。 なお、本書にはたくさんの写真とコラムがあり、サガンの素顔や背景を知る良きてがかりになる。 とりわけ、191ページの「50代のサガン」という写真は味わい深い。 最後に、印象深い言葉を引用する。 「愛とは、その人の不在を強く感じること」 「優しさのない人は相手ができないことを求める人です」 「・・私をひとりぼっちにしないで! ・・苦労して新しいことを探しまわる必要は ないのだ。あらゆる文学、あらゆる音楽はこの叫びに由来する」 「唯一の道徳は美にあるのです」
10 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
共感はできない,
By ティコ (東京都品川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: サガンという生き方 (新人物往来社文庫) (文庫)
作者はサガンを褒め称えているけれども所詮ブルジョワの華麗な人生とその転落を描いているだけの ようなありがちな内容。 サガンの名言とされるものも、世間知らずなお嬢様的な 発言で、人生の辛酸をなめて滲み出るような言葉は何一つなかった。 狭い島国で味噌汁すすっているような庶民にはとても共感はできなかった。
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