内容紹介
ヴァイのギターがオーケストラを呑みこんだ..
ギターの限界を覆し続けたヴァイが
新たなる前人未到領域へ踏み込んだ!
ギターの常識を覆しつづけてきた鬼才スティーヴ・ヴァイの新作が登場!
前作アルバム『リアル・イリュージョンズ』に収録され、オーケストラをバックに壮大なスケールで演奏をした曲「ロータス・フィート」はグラミー賞「ベスト・インスツルメンタル・ロック・パフォーマンス」にノミネートされた。今作はこのオーケストラとの競演というコンセプトを極限まで発展させ、3年に及んだオーケストラ・プロジェクトの集大成であり、プロジェクト向けの書き下ろし新曲を含む17曲CD2枚組みの大作である。
1枚目は大ヒット・アルバム「パッション・アンド・ウォーフェア」の"Liberty"、"For The Love Of God"などの代表曲を題材にギターとオーケストラががっぷり4つに激突し、強力なうねりを生み出した大傑作。そして2枚目は彼の作曲家としての能力を最大限に発揮し、その演奏は同オーケストラに委ねた意欲作!
-----------解説文抜粋-------------
....バークレー音楽院で学び、フランク・ザッパの元で揉まれたヴァイは、「楽譜は多くのアートより美しい」と語るアカデミックな音楽的博識者。オーケストレーションやそのアレンジに関して大いに興味を持つ人間であり、それもまた、彼とオーケストラを近付ける要因なのかもしれない。
それらの集大成と言えるのが、本作品である。前作『REAL ILLUSIONS:REFLECTIONS』の"バラードの指定席"(ヴァイ作品では例外なく7曲目に渾身のギター・バラードが鎮座する)に収録されたグラミー(ベスト・インストゥルメンタル・ロック・パフォーマンス)ノミネート曲「Lotus Feet」が、オランダのメトロポリタン・オーケストラとの公演をレコーディングしたものであり、それが"The Aching Hunger"というプロジェクトだったという事を、ファンの皆さんは多分御存知だろう。これは、そこで進行していた"全貌"に他ならない。
その"The Aching Hunger"とタイトルが付けられた[Disc1]には、これまで発表して来た曲の"withオーケストラ・ヴァージョン"が収録されている。
~中略~
ドラムのソロから始まる「Kill The Guy With The Ball」でのギターと弦楽器との掛け合い、「The Attitude Song」の細かいギター・フレーズのオーケストラ・アレンジ等々、充分にヴァイの才をこの[Disc1]で感じる事と思うが、"Shadows And Sparks"と題された[Disc2]の新曲群では、コンポーザーとしての見識の深さを思い知る事になるはずだ。
『ALIVE IN AN~』に収録されていた「Whispering A Prayer」のサスティナーを使った繊細なメロディーを1つのモチーフとする「Shadows And…」、『FLEX-ABLE』に収録されていた「Bledsoe Bluvd.」(『PASSION AND WARFARE』の「The Riddle」にもこのフレーズが登場している)等、フリークならば気付くはずの"仕込み"が成されたこれら[Disc2]は、ロックという枠を超えたヴァイ…の真骨頂。これまでも彼の音楽形式は多彩だったが、ジャンルの壁を完全に取り払った今回の表現は、言わずもがな新機軸と言うべき。ある意味、ギタリストという括りを逸脱した望外の創造である。
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超絶技巧派ギタリストの代表格にして希代の鬼才スティーヴ・ヴァイの新作は、これまでのオーケストラ・プロジェクトの集大成とも言える、新曲も含む2枚組!
代表作でもある『Passion And Warfare』収録の"Liberty"や"For the Love of God"などを題材に、オーケストラとの緊張感漲る競演を収録したDisc1、そのオーケストラに全てを委ねたDisc2ではヴァイの確立された音世界と作曲家としての才能を堪能出来る。緻密なミックス作業に2年半も費やしたという渾身の全17曲!(江畑謙)