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サウンドトラック
 
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サウンドトラック [単行本]

古川 日出男
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
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サウンドトラック + ベルカ、吠えないのか? (文春文庫)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

2009年・ヒートアイランド化した東京。神楽坂にはアザーンが流れ、西荻窪ではガイコクジン排斥の嵐が吹き荒れていた。これは真実か夢か。熱帯都市・東京をサバイブする若者を活写する長編。

内容(「BOOK」データベースより)

2009年、ヒートアイランド化した東京。神楽坂にはアザーンが流れ、西荻窪ではガイコクジン排斥の嵐が吹き荒れていた。破壊者として、解放者として、あるいは救済者として、生き残る少年/少女たち。これは真実か夢か。『アラビアの夜の種族』の著者が放つ、衝撃の21世紀型青春小説。

登録情報

  • 単行本: 456ページ
  • 出版社: 集英社 (2003/9/5)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4087746615
  • ISBN-13: 978-4087746617
  • 発売日: 2003/9/5
  • 商品の寸法: 18.6 x 14 x 3.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 453,900位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By zero0
形式:単行本
熱帯と化した東京。じっとりと熱い空気に取り囲まれた東京は、ソフトな管理とどうしようもなく出口を見つけられない閉塞感に囲まれた現在の東京の喩え。
取り囲むものの顏も見えず、閉じこめられた理由も自らの手では防いだり、回避したりできない。

「トウタ」と「ヒツジコ」と「レニ」は、コインロッカーのように閉じられた東京を破壊した「ハシ」「キク」「アネモネ」と姿を重ねる。
映画。ダンス。音楽。サウンドトラック・レス。ガイジン。鴉。豚。犬。娼婦。
開放感に満ちあふれた今を破壊しようとする意志とスピードは、読んでいて気持ちが良い。

現実的と言う意味ではないリアリティが、本の中に溢れている。
物語の展開にカタルシスを得る物語ではないけれど、今この場所を壊してしまいたいと言うこの底にある衝動と共鳴する物語だ。
十代に読んで欲しい。
マンガのように不抜けていない。物語の衝動とスピードに触れて欲しい。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すごすぎる 2006/4/23
形式:単行本
 現代版コインロッカーベイビーズ。村上龍の文章は肌に合わなくてあわなくてどうしようもなかったのだが、こっちは読める。文章の密度が素晴らしく、この独特の言いまわしはさすがだ。万人に受け入れられるとは思わないけれど。

 2009年というものすごく微妙な未来が舞台。東京はヒートアイランドと化し、熱帯と貸し、町は崩壊へと向かう。そのディティールと書き込みの密度がとにかくものすごい。

 中でも面白かったのは、ヒツジコの学校改革。踊ることによって影響を与えるヒツジコと学校で起こりまくる怪現象。少女たちを視点としてぶっとびまくった文章。ラストのほうもとにかくかっこいい。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
古川日出男の作品の中で「サウンドトラック」をベストとする人は少ないでしょう。
「アラビアの夜の種族」や「ベルカ吠えないのか?」の
小説として完成された世界にはかなわないし、
「LOVE」以降の読みやすい文章とは真逆の攻撃的な文体。
正直、読みづらいし欠点も物凄くあると思います。
でも、でも、あたしの中ではベストなんです。大好きな本のベスト5に入るくらいに。

ヒートアイランド現象が加速した近未来の東京が舞台。
独自の「踊り」を武器に世界を動かす少女、ヒツジコ。
映像を武器にゲリラ戦を仕掛ける、性を自らの意思でチェンジできる子供、レニ。
そしてその二人を繋ぎ得るのは、先天的に音楽が死んでいるサウンドトラックレスな少年、トウタ。
そんな魅力的なキャラを操る、古川日出男の詩的緊張感全開の文章と物語力。

「ハル、ハル、ハル」の帯に寄せられた爆笑問題の太田光氏の言葉は、
「サウンドトラック」の方にこそ相応しいと思います。
あたしはこの小説を読んで初めて思いました。
「文学はテロ」となり得るのです。
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